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あやかし華族の妖狐令嬢
かつて陰陽師たちの活躍によって表の世界から追いやられたあやかしたちは、人々の中に隠れ暮らしている。老舗料亭“花むしろ”を営む蓮水家も、変化が得意な妖狐の一族だ。そんな蓮水家に縁談が持ち込まれた。しかも妻にと望まれたのは、正妻の子である妹ではなく、妾腹の長女・瀬那。相手は帝都でも御上の信任が厚い名家の当主・祁答院伊月。父親は名家との繋がりが出来ると喜んだが、この婚姻には大きな問題があった。祁答院家は、あやかしたちの天敵・陰陽師の家系なのだ！ 正体がバレたら退治される!? 緊張の新婚生活が始まった！
あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する ３
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あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する ３
2023/09/30 11:23
良くも悪くも小さくまとまった話。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖狐の妻と陰陽師の夫の政略結婚夫婦の物語3巻目。
瀬那を捨てた母らしき人物が帝都で目撃され、呪いを振りまく妖狐の噂と実家の料亭が関わっていると難癖つけられて営業停止。
夫婦で捜査しながら、二人は絆を深めていく完結巻。
一応実家や出生のことも一通り解決し、伊月側の姉弟仲も改善されて綺麗に終わったけど、だいたい予定調和的で話の盛り上がりに欠けたままという感じ。
合間で飯テロと関連蘊蓄雑学が挿入される頻度も高く、なんというか好みが分かれるなぁ。
読みやすいけど、記憶に残らずすぐに忘れそう。
良くも悪くも小さくまとまった話。
あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する １
2023/01/20 02:01
問題がまだ解決してないかんじ
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帝都で料亭を営んでいる妖狐の一族に妾の子として生まれて虐げられてきた瀬那は、陰陽師の当主と政略結婚することになる。
殺されるのではと不安も抱えていたが、その家では妖を退治するのではなくもてなして帰ってもらうのだと。
料亭で培った技術であやかしをもてなす政略結婚夫婦の物語。
ハッピーエンドではあるんだけど、駆け落ちしたという義姉のことだとか、中途半端な実家の問題だとか、気になる問題も残っているし、続きで徐々に紐解いていくのかな？
妖狐と陰陽師という一番の問題は解決したからもう大した苦難もなさそうだけど。
2022/10/19 09:06
日本文学みたいな小説
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：サボテンの華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ところどころに、今までに読んだことがない漢字が出てくる日本文学みたいな、小説。
『大江戸妖怪かわら版』みたいな、読者に読んでもらう系。
いわゆるヤングアダルトみたいな感じではなく、読み手をしっかり選ぶ作品だと思いました。
政略結婚という響きは、十代の子にはあまりピンとはこないかも。
