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17件
荒木飛呂彦の漫画術
著者 荒木飛呂彦
【帯カラーイラスト付】全く人気が衰えることなく長期連載が続く『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦。「漫画は最強の『総合芸術』」と言い切る彼が、これまで明かすことの無かった漫画の描き方、その秘密を、作品を題材にしながら披瀝する! 絵を描く際に必要な「美の黄金比」やキャラクター造型に必須の「身上調査書」、ヘミングウェイに学んだストーリー作りなど、具体的な方法論からその漫画術を明らかに! 本書は、現役の漫画家である著者が自らの手の内を明かす、最初で最後の本である。【目次】はじめに/第一章 導入の描き方/第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」/第三章 キャラクターの作り方/第四章 ストーリーの作り方/第五章 絵がすべてを表現する/第六章 漫画の「世界観」とは何か/第七章 すべての要素は「テーマ」につながる/実践編その1 漫画ができるまで――アイディア、ネーム、コマ割りの方法/実践編その2 短編の描き方――「富豪村」(『岸辺露伴は動かない』)を例に/おわりに
荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方
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荒木飛呂彦の漫画術
2015/05/31 18:36
漫画家志望でない人でも役に立つ
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビューしてから現在まで、殆どの時間を第一線で、そして人気作家として漫画を書き続けてきた荒木先生が、自らの「手の内」を公開された作品です。
漫画だけではなく、プレゼンの教科書として考えると、いろいろ参考になるところが多いと思います。
自分の作品(自社の商品)に「お金を出させてもいい」と他人を説得するためにはどうすればよいか。すばらしいアイディアや、商品があっても他人にお金を出させるには、その内容を理解してもらわねばなりません。そのために、どのようなところに工夫しているか、見せ方を考えているのか、漫画の1頁、1コマにもこれだけ工夫をしているのかと驚きました。
荒木飛呂彦の漫画術
2015/05/03 12:02
一読者としても必読
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らった - この投稿者のレビュー一覧を見る
単純に作者のファンなので購入したが、思った以上に漫画の基本的な原則が論じられていて驚いた。漫画家を目指す人はもちろん、漫画家がどういう風に作品を作っているのかに興味がある一般の人も必読と言える。
自身も書いているとおり、一般的には「異色」と見られがちだが、その作者が「王道」漫画を徹底的に研究し、どうすれば読者に受けるかを考えぬいて作品を作っているというのは、プロとして当然かもしれないが衝撃であった。
なお、ゆでたまごと同い年とは知りませんでした。
2018/12/07 14:09
漫画家を志す人でなくとも
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ts - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画を書く人でなくとも参考になる内容でした、ノウハウより仕事の心構えとして読んでみてください。
キャラクター造形への思い入れの深さに脱帽。