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2件
「娘と私」シリーズ
著者 佐藤愛子
男にも生理がある??……妊娠もするし、赤ン坊も産むわけ???? 講演に対談に、深夜の原稿執筆に多忙をきわめる佐藤愛子センセイが、ふとみつけた娘との小さな時間……。珍説・怪説続出、痛快無比の才気あふれる親子の対話は今日もつづく。抱腹絶倒! 心温まる異色エッセイ集。
娘と私のアホ旅行(「娘と私」シリーズ)
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2024/12/11 22:50
スペインでの料理の話
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい最近、この本のことを思い出した小話がある。
全欧州の中でもスペイン・ポルトガルは
タコを含め魚介類・海産物の料理をよく食べる国らしい。
しかし、他の欧州の国では肉が中心で魚類は余り食べないそうな。
で、日本人旅行者は、普通に魚介類・海産物の料理が好きで
レストランで、それら料理をモリモリ食うから、スペインのシェフは大喜びするらしい。
で、この本の中に確かスペインのレストランでの佐藤愛子氏の苦闘が描かれていた。
何が苦闘だったか。その量の多さにだ。
何しろ出された料理は残すなと厳しく躾けられた大正生まれの作者。
一皿一皿、信じられない量の、それもフルコースと対峙するのである。
まるで中から湧いて出て来るかのように、すくってもすくっても減らないスープ。
嫌な予感がしていたら、一匹ではなく二匹、皿に乗せられた魚料理。
気の毒やら、おかしいやらで、涙目になりながら、その章は読んだのだった。
この本によって、スペインは料理が多い!というのが私の頭にインプットされたままである。
実際に確認に行ってはいないが
すぐに思い出せるエピソード満載の本だったのは確か。
御年100歳を迎えられた佐藤愛子先生。
生きて同時代を生きておられると思うだけで、胸ふくらむ思いがする。
2021/09/04 12:12
笑いたいときにおすすめ
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投稿者:モリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このご時世、旅行も行けず淋しい思いをしていたので旅行というタイトルに惹かれて読みました。さすが佐藤愛子さん、ちょっとした気づきの表現1つをとってもウイットにとんでいて素晴らしいです。いっぱい笑いました。