- みんなの評価
21件
病棟
著者 垣谷美雨
「過去に戻れる聴診器」を使ってみたら…。
33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の“後悔”が聞こえてくるのだ。
「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」
聴診器の力を借りて、“もうひとつの人生”の扉を開けた患者たちが見たものは――!?
●dream――千木良小都子(33歳)
母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて…
●family――日向慶一(37歳)
俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。
●marriage――雪村千登勢(76歳)
娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、46歳の今も独り身で…
●friend――八重樫光司(45歳)
中三の時の、爽子をめぐるあの“事件”。俺が罪をかぶるべきだった。
この世の中の誰もが、「長生き」することを前提に生きている。
もしも、この歳で死ぬことを知っていたら…
家族、結婚、夢、友情。
女性から圧倒的な支持を受ける著者が描くヒューマン・ドラマ!!
懲役病棟
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懲役病棟
2023/06/30 05:26
柿谷先生らしさ満載
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて一気に読んでしまいました。
柿谷美雨先生らしく、お食事のお買い物の場面は想像通りでおかしかったです。
加害者というより被害者である事、考えさせられました。
2024/11/29 18:41
ドラマ化希望 !
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんがん - この投稿者のレビュー一覧を見る
病棟シリーズ3冊目。今回は女子刑務所が舞台
女性の犯罪者自体男性より少なく、刑務所の9割は男性。そのため男性なら交通犯罪の受刑者や、罪の重さにより房が違ったりしますが、女子刑務所自体少ないため、窃盗犯、覚醒剤、殺人などの受刑者が一緒に暮らす。
また懲役の作業や、高齢の受刑者の世話を刑務官や受刑者が行っており、
刑務所が介護施設化しているなど知らないことばかりでした。
受刑者が社会にでても身元引受人がいないとなかなか復帰できないなど、エンタメ小説なのに、知らないことばかり知れました
本当に垣谷美雨先生の本は読み応えある作品ばかりです。ドラマ化されてほしいです
2022/03/12 16:31
後悔病棟も希望病棟も私は面白かった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
希望病棟の方にも書きましたが、違う医師で同じ聴診器使っても違うパターンで書かれてたので、それぞれ楽しめました。