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2件
付添い屋 六平太
著者 金子成人
時代小説界最後にして最強の新人!
主人公・秋月六平太は、かつて信州・十河藩の供番(籠を守るボディーガード)を務めていたが、家中の権力闘争に巻き込まれゆえあって浪人となった。いまは裕福な商家の子女の芝居見物や行楽の付添い屋(これもボディガード)で身を立てている。
血のつながらない妹の佐和は、六平太の再士官を夢見て、浅草元鳥越の自宅を守りながら、裁縫で家計を支えているが、本人にその気はない。相惚れの髪結い・おりき、音羽界隈を取り仕切る毘沙門一家の菊次とともに、浮き草な日々を過ごしながら、付添稼業を続ける日々だ。
その六平太のまわりには、幸せになりきれないが、一生懸命生きている人たちの悩み事が今日も迷い込むのだった。妹・佐和の祝言までを描くシリーズ第一弾。「雨祝い」、「初浴衣」、表題作「留め女」、「祝言」の四話を収録。人情話ここにあり!
付添い屋・六平太 百鬼夜行の巻 髪結い女
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付添い屋・六平太 書き下ろし長編時代小説 5 玄武の巻 駆込み女
2015/09/15 13:29
手慣れた脚本家
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yanko - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説のテレビ化(剣客商売など)で手慣れた 安心できる脚本家として
支持しているので その期待を裏切らない。
2022/07/13 00:14
人情話の時代劇
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一のお話は、義兄の、義妹を嫁がせるまでのお話なので、もっと複雑な心情のぶつかり合いがあるのかと……思いましたけど……ね。あっさり、嫁いで行きました。その後も、なかなか、引っ張って、良い終り方でした。