- みんなの評価
7件
月とライカと吸血姫
宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女の物語。
人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だった――。
いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。
共和国の最高指導者は、ロケットで人間を軌道上に送り込む計画を発令。『連合王国よりも先に、人類を宇宙へ到達させよ!』と息巻いていた。
その裏では、共和国の雪原の果て、秘密都市<ライカ44>において、ロケットの実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。とある事件をきっかけに、宇宙飛行士候補生<落第>を押されかけていたレフ・レプス中尉。彼は、ひょんなことから実験台に選ばれた吸血鬼の少女、イリナ・ルミネスクの監視係を命じられる。
厳しい訓練。失敗続きの実験。本当に人類は宇宙にたどり着けるのか。チームがそんな空気に包まれた。
「誰よりも先に、私は宇宙を旅するの。誰も行ったことのないあの宇宙から月を見てみたいの」
イリナの確かな想い。彼らの胸にあるのは、宇宙への純粋な憧れ。
上層部のエゴや時代の波に翻弄されながらも、命を懸けて遥か宇宙を目指す彼らがそこにはいた。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が紡ぐ、宙と青春のコスモノーツグラフィティがここに。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
月とライカと吸血姫7 月面着陸編・下
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
月とライカと吸血姫【「このラノ」2020ランクイン作品試し読み増量版】
2020/01/29 16:07
面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:頭良くなりたい高校生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいてわくわくして、ページをめくるのが楽しみになっていた。怖そうな表紙だが、そんなことなかった。
銀河鉄道の夜を越えて 月とライカと吸血姫 星町編
2020/05/15 00:52
王道ストーリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思った以上の銀河鉄道。
本編とのつながりは弱そうだけれど、
とっても王道で、読みがいのあるストーリー。
短いけれど、しっかり味わいのある1冊です。
月とライカと吸血姫 3
2018/03/13 16:38
side技術者
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1・2巻の共和国編が抜群の出来だったので、ちょっと見劣り。
面白いことに変わりはない。
連合王国編。
こちらは宇宙を技術者の視点から。
共和国編よりも大きな差別のうねりに抗っていく。
ただあちらは宇宙に実際に行っちゃったからなあ。
地上には地上の戦いがある。