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3件
二重らせんのスイッチ
著者 辻堂ゆめ
俺は犯人なのか――。
強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。
証拠は全て雅樹の犯行を示す!
最注目の著者が描く、”冤罪”ミステリー。
「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」
2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。
渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。
犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。
やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。
しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった――。
二重らせんのスイッチ
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2024/10/31 09:54
こんなミステリー読んだことない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日、突然身に覚えのない事件の犯人として逮捕されるというとても気になるあらすじだったので手に取りました。
展開が、最後まで読めなかったのでずっとドキドキわくわくできます。
“人”を形作るものって何だろうと考えさせられました。
二重らせんのスイッチ
2023/01/02 22:42
どの人のどこまでが嘘なの?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの人のどこまでが嘘なの?
と振り回されっぱなしでした!
冤罪で捕まり、監禁されても、
どこか光明が感じられる雰囲気で、
DNAのつながりが
良い意味に作用していてよかった。
2023/07/11 22:11
冤罪
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
冤罪は、今の日本で数十年前に発生した殺人事件が再審請求されてますが……。これは、ちょっと、違っていまして、横溝正史のトリック、双子とか、瓜二つの兄弟とか……を彷彿させました。それに、現代の捜査方法DNAが絡んで……。