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5件
北町奉行所捕物控
著者 長谷川 卓
江戸の空に放たれた一本の矢。それは律儀な魚売りの命を奪った。北町奉行所同心鷲津軍兵衛は、矢の作りから、大身旗本を疑う。すると、手先の下っ引を同じ矢が襲い、軍兵衛も柳条流の遣い手の旗本家用人と対する。その折、一家皆殺しの残忍な押込み一味の潜伏が知れ…。軍兵衛は旗本を裁けるか? 凶賊を捕えられるか? 八丁堀同心の心意気が胸に響く捕物帖。
野伏間の治助 北町奉行所捕物控(8)
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野伏間の治助
2019/11/14 21:27
この巻もおもしろいです。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
祥伝社文庫のシリーズを、ここまで読んできました。
枠にはまらない軍兵衛も、脇役陣も、味があって大好きです。
この続きを楽しみに待ちたいです。
寒の辻
2019/05/19 06:05
今回も楽しく読みました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
残忍な場面よりもユーモアのある微笑ましい場面が多いのは、長谷川卓さんの作品の特長かもしれません。
事件ですから、人が命を落とす話ではあるのですけど、今回もなんとなくとぼけた楽しい書き方です。
このシリーズを読み始めるきっかけとなった、長谷川卓さんの「戻り舟同心」のシリーズを再読したくなりました。
雨燕
2019/01/27 23:39
大好きなシリーズです。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユーモアと人間味と哀しみが入り混じったシリーズで、今回の『雨燕』も同様でした。
軍兵衛には身内といってもよい福次郎が知らず知らずのうちに事件に巻き込まれた形となり、福次郎の悲恋は終わります。
その一方で、若い竹之介や蕗、幼い鷹らも描かれていて、気持ちの良い若さが、哀しみから未来へと目を向けさせてくれます。
次巻も楽しみです。

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