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消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
著者 豊田正義
七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいた──。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。
消された一家―北九州・連続監禁殺人事件―
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消された一家 北九州・連続監禁殺人事件
2016/03/30 17:40
想像を絶する内容
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノンフィクションが好きで他の方の評価も高く購入しました。
残忍な監禁虐待の内容が詳しく書かれて人間がここまで出来るのか?と思ったり、人は愛する家族を洗脳や虐待によって殺すことが出来るのか?とショッキングに描かれています。
特に、子供二人の絞殺されるシーンは胸に詰まる思いで涙が出ました。
主犯の松永死刑囚への憎悪が湧き、無期懲役になった緒方純子には生をもって罪を償ってほしいと感じます。
消された一家 北九州・連続監禁殺人事件
2017/08/26 20:37
消された一家感想
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:右ソルデ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んで良かったと思う。本当にあったことだと信じられない。
世の中にはこういう人がいて、こういうことが実際に起こると自分に言い聞かす。日本のメディアは、特にテレビは時間帯を選んででも、こういうことを報じた方が良いと思う。皆で共有して、こういう人がいること、こういうことが起きるということを事実と認め、議論して、そのことも含めてもう一度社会のあり方を考えた方が良いと思う。
世の中のハッピーなことや明るいことのみにフォーカスをあて、こういう事実に蓋をし続けると必ずいつか繰り返すと思う。
消された一家 北九州・連続監禁殺人事件
2009/08/03 12:19
壮絶な犯罪ノンフィクション
15人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱやぴす - この投稿者のレビュー一覧を見る
監禁虐待の末、恐怖感を煽って家族同士に殺し合いをさせて7人の命を奪った犯罪史上類を見ない怪事件。
著者の裁判傍聴や取材や被疑者との面会・手紙の交換などによって全貌を明らかにした本書。
最後まで読み終えても、現実に起きた事件だとは信じがたい異常で恐ろしい事件で衝撃的だった。