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2件
メタモルフォセス群島(新潮文庫)
著者 筒井康隆 (著)
足のはえてくる果実。木の枝に寄生している小動物。人間を食べて首に似た果実をつける植物。放射能の影響であらゆる生物が突然変異体(ミュータント)と化した不気味な世界を描いた『メタモルフォセス群島』。妻子を脱獄囚に人質にとられたサラリーマンが、脱獄囚の家にのり込んで脅迫のエスカレーションを企てる『毟りあい』。ほかに『五郎八航空』『定年食』など幻想と恐怖の突然変異的作品群。
メタモルフォセス群島(新潮文庫)
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メタモルフォセス群島
2016/01/03 03:28
変幻自在の11編
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は1作ごとに作風を変化させてくる。本書のような短篇集になるとその特徴が顕著に現れる。落語を思わせる「母親さがし」や正統派SF「平行世界」、ダーウィンへの敬愛がうかがえる表題作などバラエティ豊かな1冊だ。
2021/12/17 17:28
11の短編
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の作品は当たりはずれが多いが、これはまあ当たりの方かなと思う。「五郎八航空」はめちゃくちゃ面白かった。あとは普通。