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7件
ジキルとハイド(新潮文庫)
著者 ロバート・L・スティーヴンソン , 田口俊樹/訳
ロンドンの高名な紳士、ジキル博士の家にある時からハイドという男が出入りし始めた。彼は肌の青白い小男で不愉快な笑みをたたえ、人にかつてない嫌悪、さらには恐怖を抱かせるうえ、ついに殺人事件まで起こしてしまう。しかし、実はジキルが薬物によって邪悪なハイドへと姿を変えていたのだった……。人間の心に潜む善と悪の葛藤を描き、二重人格の代名詞としても名高い怪奇小説。
ジキルとハイド(新潮文庫)
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ジキルとハイド
2023/07/21 17:20
現代のネット炎上にも通じる話
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジキル博士がSNSで愚痴垢「ハイド」を作って滅茶苦茶したら炎上身バレの危機に見舞われて追い詰められていく末までを描く話、と言い換えれば現代にも通用しそうに思える。善良なジキルの内なる邪悪――ハイドを呼び覚ます薬剤は決してファンタジーではなく、我々が日常で手にする薄っぺらい板切れに姿を変えてそこにある。現代こそ読むべき一冊ではなかろうか。
ジキルとハイド
2020/11/05 03:22
備忘録
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投稿者:ARN - この投稿者のレビュー一覧を見る
別の作品を読むために購入。
概要は知っているが、きちんと読むのは初めてのため、主人公の立ち位置がジキル氏の友人だということさえ知らなかった。
作品全体を覆う、静かで薄暗い雰囲気がとても良い。
ジキルとハイド
2018/12/21 21:40
名作!!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジキルとハイドという題名やそれが二重人格作品の代表ということは知っていましたが、原作を読んだことはありませんでした。
読んでいくうちにどんどん伏線が回収されていって、最初は意味不明だった行動がわかってきてっていうのが凄く楽しかったです!
また、短い話なうえに難しい言い回しも少なかったのでとても読みやすかったです。原作を読んだことはないって方に是非読んでみてほしいです。