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不実な美女か貞淑な醜女か(新潮文庫)

著者 米原万里

同時通訳者の頭の中って、一体どうなっているんだろう? 異文化の摩擦点である同時通訳の現場は緊張に次ぐ緊張の連続。思わぬ事態が出来する。いかにピンチを切り抜け、とっさの機転をきかせるか。日本のロシア語通訳では史上最強と謳われる米原女史が、失敗談、珍談・奇談を交えつつ同時通訳の内幕を初公開!「通訳」を徹底的に分析し、言語そのものの本質にも迫る、爆笑の大研究。

不実な美女か貞淑な醜女か(新潮文庫)

税込 605 5pt

不実な美女か貞淑な醜女か(新潮文庫)

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不実な美女か貞淑な醜女か

2008/02/27 10:21

通訳、翻訳の「爆笑大研究」。爆笑するけどなかなか深い。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 同時通訳の内幕、失敗談など、笑える話もたくさん盛り込みながら、「言葉」「意思の疎通」ということについての分析を披露してくれるエッセー。ロシア語通訳という仕事を通じての著者の意見はなかなか深く、鋭い。欠点を言えば、「タイトルだけみて誤解されやすい」ことでしょうか。
 翻訳と言うものの性質(「正しい訳ではないがよくわかって素晴らしい」と「正確だけれどぎこちなくて今一つよく伝わらない」)をこんなタイトルで表すなど、ちょっとひねった表現が全篇にあふれていて、大変楽しい。それでいて会話やコミュニケーションの難しさ、面白さがしっかり伝わってきます。
 H6年度読売文学賞(随筆・紀行賞)という、著者の処女作にして原点になる一冊。浅学にして著者がなくなってから著作を知るようになり、大変残念に思います。
 簡単に読めますが深い。他の方の書評もお読みになればわかると思いますが、お勧めです。

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不実な美女か貞淑な醜女か

2007/01/19 21:24

通訳現場でおこるハプニング集

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名だけ見て、米原さんの恋愛に関するエッセイだと思っている人がいるかもしれませんが、さにあらず。題名は通訳のあり方を表現したもので、現場での楽しく面白いエピソード満載の本です。

 その中から一つだけ引用すると

『ロシア人報告者(ロシア語で)とりわけ深刻なのは、工業排水が適切に処理されなかったために、地中に染み込み、地下水の汚染を引き起こしていることです。

通訳(ロシア語から日本語に)特別まじめな問題ありますのでございます。下水は大変汚れて困っているのでございます。

日本側参加者(日本語で)下水処理場のキャパシティーが足りないということですか。

通訳(日本語からロシア語に)地下水の埋蔵量が不足して利用できなくなったのか。

ロシア人報告者(ロシア語で)たしかに、地下水に関わるもう一つの問題として、工業用水として濫用されたため、その枯渇が懸念されています。そのため一部地域では地盤沈下の危険性さえ出てきていると、学者の中には警告する者もいます。

通訳(ロシア語から日本語に)インダストリーで下水たくさんたくさん使いますのでございます。だから下水もうないのありますのでございます。一定の学者、地球落ちると言いますのでございます。

日本側参加者 ……(絶句)』

 という具合です。
 通訳や翻訳家になりたい人はもちろん、通訳をしてもらう立場の人にも必読だと思います。

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不実な美女か貞淑な醜女か

2003/11/09 16:39

米原氏が名文家である理由がここにある

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

米原氏著書とのファースト・コンタクトは、忘れもしない、
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」、
図書館の新刊書チェックで、タイトル惚れ。
読んですぐに、「ああ、この人は
すごく文章がうまい人だ」ということがわかった。
適格な表現が用いられ、「自分だけがわかってればいい」と
言いたげな文章ではない。文章自体がよく整理されている。
つまり、非常に読みやすい文章だった。

「何だそんな事?」と思われますか?
前から愛読している作家であれば、多少読み辛い表現や箇所があっても、
「うう、ここを越えればきっと楽しい明日が見えて来る!」
(いや、それほどの意気込みでもないか)と
我慢してでも読むけれど、あいにく、お初の時には作家にも作品にも
そこまでの愛情がわきにくい。故に、
「どんなに読みにくい文章でも読んでやる!」と
果敢にお初作品に取り組むタイプではない私にとっては、
読みやすいか否かは、非常に重要なポイントである。
「ああ、読みやすい。それに面白い。どんどん読める。」といい気に
なって読んでいった私は、すっかり著者のとりことなり、
「真夜中の太陽」「ガセネッタ&シモネッタ」など米原ワールドにはまり、
現在に至っている。

そんな著者の文章のうまさはどこから来ているのか。
やはりそれは、瞬時にして双方の言語で最も適格な表現を選び出さ
なければならない、通訳という現場で培われた、言語に対する鋭い感覚
なのだ。
そのような感覚を研ぎすませてゆくにはどうすればいいのか。
また、通訳がどのようなプロセスで成されているのか。通訳と
翻訳の違いと共通点とは何なのか。
これらの事を図を使って解説するカタめの話の中に、
同時通訳の中で起こった愉快な出来事、失敗談というヤワラカ話が挿入されている。
将来通訳を目指す人は是非一読を。
ああ、タイトルの意味ですか? それは御勘弁を。
ご自分でお確かめになるのが一番ですよ。

1995年読売文学賞・随筆紀行賞受賞作品。

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