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23件
星の王子さま (新潮文庫)
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
星の王子さま (新潮文庫)
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星の王子さま
2017/04/17 13:58
かつては子供だった全ての大人たちへ
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
『星の王子さま』は読んだ気でいた。
「象を飲み込んだ蛇」を描いて「帽子」と間違えられるくだりが、あまりにも有名だったからかもしれない(この絵を描いてのは王子さまだと思っていたが、それも違った)。
今回、読み直してみて(否、初めて読んで)、これは大人こそ読むべき本だと思った。
王子さまが、地球にくる途中で会った様々な星の住人は、まさしく今の自分ではないか。
数字にしか興味がなく、大切な事は何も聞かないというのも、今の自分だ。
「王子さま」は、もう無くしてしまった子供の頃の自分なのだと思う。
星の王子さま
2017/03/18 21:27
名作
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまぶき - この投稿者のレビュー一覧を見る
言わずと知れた有名なお話ですが、その理由が本当に身にしみてわかります。
優しさと美しさに包まれた、本当に素敵な作品です。愛すべき王子さまの可愛い姿が思い浮かび、胸がいっぱいになりました。
また、人生のいろんな場面で、違った感想が出てくると思います。何回も読み直したい作品です。
星の王子さま
2017/01/21 00:04
奇想天外
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koyarin - この投稿者のレビュー一覧を見る
これが書かれた当時は,きっと,奇想天外な本が書かれた,と思われたんでしょうね。でも,中身は,人間にとって大切なものを,子供にも分かりやすく伝えようとする,渾身の語り口が感じられる。