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学生との対話(新潮文庫)
さあ、何でも聞いて下さい――。小林秀雄は昭和36年から53年にかけて、雲仙、阿蘇など九州各地で五度、全国から集った学生達に講義を行い、終了後一時間程、質疑に応えていた。学生の鋭い問いに、時には厳しく、時には悩みながら、しかし一貫して誠実に応じた。本書はその伝説の講義の文字起こし二編、決定稿一編、そして質疑応答のすべてを収録。小林の学生に対する優しい視線が胸を打つ一巻。
学生との対話(新潮文庫)
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学生との対話
2020/03/29 00:34
面白かったです
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白すぎて、読み終えてしまうのが嫌過ぎて、途中、表紙ばかり眺めてました。
けど、やっぱり読み終えてしまいました。
内村鑑三の『後世への最大遺物』にも似た感動を得ました。
『考えるヒント』より、分かりやすいし、小林秀雄の人となりがよく出ているように思いました。
学生との対話
2019/05/22 15:21
学生との対話
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る
まぁ、何というか、ちょっと変わった(偏屈な)人だなぁと思いつつも、書いてあることは、結構、今まで自分が漠然と思っていたことを、言葉にしてくれた、みたいなところもあったから、読みやすかった。
一番の衝撃は…このやりとりが、もはや一世代も二世代も昔の学生たちの話、ってことね。
今も昔も、ほんま変わらんなー!問いの感じが!!(笑)
答えも、今でも十分通じるね。
それかま最後に残された衝撃でした。