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杏奈は春待岬に(新潮文庫)
著者 梶尾真治
少年の日、健志は恋をした。桜の咲く頃だけ春待岬の洋館で会える、美しい少女・杏奈に。なぜ、彼女が現れるのは一年のうち数日だけなのか。なぜ、館に暮らす老人を「兄さん」と呼ぶのか。杏奈の秘密を知った健志は、彼女をいつか救い出そうと決意する。月日は流れ健志は年を重ねていくが、杏奈はずっと少女の姿のまま……。幼い初恋はやがて究極の純愛へ。切なすぎるタイムトラベルロマンス。(解説・笹本祐一)
杏奈は春待岬に(新潮文庫)
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杏奈は春待岬に
2019/06/27 23:49
我が人生は君の為だけに
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「クロノス・ジョウンターの伝説」とはまた違った角度で、初恋の人を助ける為に人生を捧げた少年の一生が描かれていて、壮大だった。装丁は裏表紙も使って春待岬の情景を描いた単行本の方が好みだけど、文庫本だと表紙しか使えないから、こうしたのかな? でもそれはそれで印象的だから、文庫で初見でも読み進めていくうちに「あぁ表紙の子なんだな」「そりゃ人生捧げるわ…」ってなる。