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生麦事件(上下)合本版(新潮文庫)
著者 吉村昭
文久2(1862)年9月14日、横浜郊外の生麦村でその事件は起こった。薩摩藩主島津久光の大名行列に騎馬のイギリス人四人が遭遇し、このうち一名を薩摩藩士が斬殺したのである。イギリス、幕府、薩摩藩三者の思惑が複雑に絡む賠償交渉は難航を窮めた――。幕末に起きた前代未聞の事件を軸に、明治維新に至る激動の六年を、追随を許さぬ圧倒的なダイナミズムで描いた歴史小説の最高峰。 ※当電子版は新潮文庫版『生麦事件』上下巻をまとめた合本版です。
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2025/03/30 12:30
素晴らしいです
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉村昭さんらしく綿密な取材と緻密な文章で生麦事件について、これでもかと詳述しています。著者は生麦事件を明治維新の直接的なキッカケだったと捉えていて、その眼力がすごいですね。