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電子書籍

1Q84 完結

著者 村上春樹

1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)

税込 649 5pt

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みんなのレビュー51件

みんなの評価4.2

評価内訳

見世物

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:cocoroot - この投稿者のレビュー一覧を見る

見世物と現実の世界

どこまでも、謎が続く、、

信仰に必要なモノと現実?

今、見えているモノは、何なのか。

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運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。 ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。 そして、心の底に何かを残していく。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

Audibleで聞く読書。

1Q84の世界の旅も最終章に。

牛河は、弁護士会を除名になった過去などを振り返る。
そして、張り込みのなかで、ふかえりを発見する。

レンズを通して、牛河はふかえりに強く見つめられていると感じた。
一直線に貫かれるような視線で。
そして、初めて強い孤独を感じた。
中央林間のかつての家や娘たちのことを思った。

タマルは、牛河が屋敷の周りで情報を掴んでいることを青豆に告げた。

小松は監禁されていた時のことを天吾に語った。

リーダー夫妻の死。
二人組が持ちかけた取引。

牛河はふかえりと、ファインダー越しに魂の交流を感じていた。

牛河は天吾を尾行する。
麦頭から公園に移動する天吾。
天吾は滑り台に登っていた。

牛河は、2つの月を見た。
天吾も、この2つの月を見るために、この公園の滑り台に来たのだと直感した。
そして、牛河はこの光景に既視感を感じていた。
それは空気さなぎだった。

青豆は、滑り台にいる天吾をみつけたと思ったが、違った。
それは牛河だった。

牛河を追った青豆は、天吾のアパートの302号室の郵便ボックスにたどり着く。
そして、玄関の前に立つ。

運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。

ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。
そして、心の底に何かを残していく。

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運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。 ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。 そして、心の底に何かを残していく。

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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

Audibleで聞く読書。

1Q84の世界の旅も最終章に。

牛河は、弁護士会を除名になった過去などを振り返る。
そして、張り込みのなかで、ふかえりを発見する。

レンズを通して、牛河はふかえりに強く見つめられていると感じた。
一直線に貫かれるような視線で。
そして、初めて強い孤独を感じた。
中央林間のかつての家や娘たちのことを思った。

タマルは、牛河が屋敷の周りで情報を掴んでいることを青豆に告げた。

小松は監禁されていた時のことを天吾に語った。

リーダー夫妻の死。
二人組が持ちかけた取引。

牛河はふかえりと、ファインダー越しに魂の交流を感じていた。

牛河は天吾を尾行する。
麦頭から公園に移動する天吾。
天吾は滑り台に登っていた。

牛河は、2つの月を見た。
天吾も、この2つの月を見るために、この公園の滑り台に来たのだと直感した。
そして、牛河はこの光景に既視感を感じていた。
それは空気さなぎだった。

青豆は、滑り台にいる天吾をみつけたと思ったが、違った。
それは牛河だった。

牛河を追った青豆は、天吾のアパートの302号室の郵便ボックスにたどり着く。
そして、玄関の前に立つ。

運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。

ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。
そして、心の底に何かを残していく。

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常識ではありえない出来事を、極めてリアルに描き出していく。 摩訶不思議な1Q84の世界も、クライマックスへ向かう。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

Audibleで聞く読書。

BOOK3からは牛河の章が加わる。

牛河は、青豆とあゆみの関係に迫っていた。

青豆は死ぬのをやめた。天吾に会えるのならと。そして、高速道路上でタクシーに戻った。
何が起こるか見届けよう。死ぬのはその後でいい。

高円寺にい続けたいと願う青豆に、年末までとタマルは告げる。

牛河は、老婦人の情報にたどり着く。
彼女の娘の死の情報にもたどり着く。

青豆にとって、個室での潜伏生活は全く苦痛ではなかった。

少女時代に比べれば何でもなかった。

プルーストの失われた時を求めてを20ページ精読し、寝る前に天吾が書いた空気さなぎを読んだ。
天吾を感じるため。

1Q84の世界を生き抜くために。

環を思い、あゆみを思った。

そして天吾に会いたいと強く思った。

NHKの集金人がやってくる。
その言葉は、青豆を不快にさせた。

そして、青豆はさらに深く天吾に会いたいと思った。

天吾は、父の療養所のそばでの生活が続いていた。

空気さなぎに再び会いたかった。
そこにいた青豆に会いたかった。

牛河は青豆と天吾が小学校の同級生であること突き止める。

常識ではありえない出来事を、極めてリアルに描き出していく。

摩訶不思議な1Q84の世界も、クライマックスへ向かう。

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常識ではありえない出来事を、極めてリアルに描き出していく。 摩訶不思議な1Q84の世界も、クライマックスへ向かう。

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Audibleで聞く読書。

BOOK3からは牛河の章が加わる。

牛河は、青豆とあゆみの関係に迫っていた。

青豆は死ぬのをやめた。天吾に会えるのならと。そして、高速道路上でタクシーに戻った。
何が起こるか見届けよう。死ぬのはその後でいい。

高円寺にい続けたいと願う青豆に、年末までとタマルは告げる。

牛河は、老婦人の情報にたどり着く。
彼女の娘の死の情報にもたどり着く。

青豆にとって、個室での潜伏生活は全く苦痛ではなかった。

少女時代に比べれば何でもなかった。

プルーストの失われた時を求めてを20ページ精読し、寝る前に天吾が書いた空気さなぎを読んだ。
天吾を感じるため。

1Q84の世界を生き抜くために。

環を思い、あゆみを思った。

そして天吾に会いたいと強く思った。

NHKの集金人がやってくる。
その言葉は、青豆を不快にさせた。

そして、青豆はさらに深く天吾に会いたいと思った。

天吾は、父の療養所のそばでの生活が続いていた。

空気さなぎに再び会いたかった。
そこにいた青豆に会いたかった。

牛河は青豆と天吾が小学校の同級生であること突き止める。

常識ではありえない出来事を、極めてリアルに描き出していく。

摩訶不思議な1Q84の世界も、クライマックスへ向かう。

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運命と運命が交錯する1Q84の世界。人間は運命を、宿命を乗り越えることが出来るのか。 大きなテーマを根底に抱えながら、物語は続いていく。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれに進んで交わることがないと思われた青豆と天吾の世界に、少しずつ変化がもたらされる。

すべてをわかった上で「リーダー」は青豆を迎え入れた。

天吾のことも青豆に告げた。

だが、彼には自身のことは見えていなかった。

人智を超えたかのような能力で、教団を設立し運営してきた。

だが、自身の運命を克服することはできなかった。


ふかえりも、様々なことをわかった上で天吾を求めた。

天吾は、10歳の少年に戻って少女の青豆に出会う。

そして、青豆を探し出さなければならないと決意する。


リーダーの望みを聞き受ける形で、「仕事」を果たした青豆。
だが、正しいことをしたのだと言い聞かせても、とうてい納得などできなかった。

嵐があった。リトルピープルがそれをもたらしたのだという。
集中豪雨で銀座線と丸ノ内線のホームに水が溢れた。

仕事を果たした青豆は高円寺のセーフハウスに。
自動拳銃とともにある生活になっだ。

常に死と隣り合わせになった。

タマルは青豆に、少年時代の思い出を語る。
そして、できる限りあんたを守ると言った。

高円寺の児童公園で天吾は2つの月をみた。
月は寡黙だった。だが孤独ではなかった。

青豆はセーフハウスで空気さなぎを読み始めた。

小説を通して天吾と再会していた。

空気さなぎについて、読者も青豆の視点を通して初めて知る。

そして青豆は、高円寺の公園で滑り台に座る天吾を見つけた。

天吾は、父がもう長くないことを医師からの電話で知る。
療養所に向かい、死にゆくことを決めた父と向かい合う。

そして、初めて空気さなぎに出会う。

運命と運命が交錯する1Q84の世界。

人間は運命を、宿命を乗り越えることが出来るのか。

幸せになれるのだろうか。

大きなテーマを根底に抱えながら、物語は続いていく。

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小説とは、人々が心の奥底で持つ言葉に出来ない何かを形にすること。 読者こそが正解をそれぞれ持っているのだ。

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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

Audibleで聞く読書。

10年ぶりに足を踏み入れた「1Q84」の世界。

鮮明に覚えていること。
初めてのことのように聞こえること。
記憶違いをしているようなこと。

自分自身の変化もあって、より深く受け止め、考えられる場面もたくさんあった。

物語は風雲急を告げていく。

青豆が通う老婦人のセーフハウスの番犬メスのドイツシェパードが殺された。破壊されるように。

年上のガールフレンドに、天吾は月が2つ出る世界の小説の話をする。

彼は小学校の同級生青豆のことを思い描きながら、小説を書き始める。

青豆にとっても、大きな試練が訪れる。

大切な友人、あゆみの死。

かつて環を失ったとき以来、彼女は泣き続けた。

警察官と殺人者。
それは、限定された友情だった。

だが、青豆にとってかけがえのないものだった。

天吾は、認知症で施設に入所している父に会いに行く。

自身のルーツを確かめるために。
父を憎むことを辞めるために。

人を愛することが出来ないことに疲れたからだ。

小説とは、人々が心の奥底で持つ言葉に出来ない何かを形にすること。

読者こそが正解をそれぞれ持っているのだ。

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運命と運命が交錯する1Q84の世界。 人間は運命を、宿命を乗り越えることが出来るのか。 幸せになれるのだろうか。

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Audibleで聞く読書。

それぞれに進んで交わることがないと思われた青豆と天吾の世界に、少しずつ変化がもたらされる。

すべてをわかった上で「リーダー」は青豆を迎え入れた。

天吾のことも青豆に告げた。

だが、彼には自身のことは見えていなかった。

人智を超えたかのような能力で、教団を設立し運営してきた。

だが、自身の運命を克服することはできなかった。


ふかえりも、様々なことをわかった上で天吾を求めた。

天吾は、10歳の少年に戻って少女の青豆に出会う。

そして、青豆を探し出さなければならないと決意する。


リーダーの望みを聞き受ける形で、「仕事」を果たした青豆。
だが、正しいことをしたのだと言い聞かせても、とうてい納得などできなかった。

嵐があった。リトルピープルがそれをもたらしたのだという。
集中豪雨で銀座線と丸ノ内線のホームに水が溢れた。

仕事を果たした青豆は高円寺のセーフハウスに。
自動拳銃とともにある生活になっだ。

常に死と隣り合わせになった。

タマルは青豆に、少年時代の思い出を語る。
そして、できる限りあんたを守ると言った。

高円寺の児童公園で天吾は2つの月をみた。
月は寡黙だった。だが孤独ではなかった。

青豆はセーフハウスで空気さなぎを読み始めた。

小説を通して天吾と再会していた。

空気さなぎについて、読者も青豆の視点を通して初めて知る。

そして青豆は、高円寺の公園で滑り台に座る天吾を見つけた。

天吾は、父がもう長くないことを医師からの電話で知る。
療養所に向かい、死にゆくことを決めた父と向かい合う。

そして、初めて空気さなぎに出会う。

運命と運命が交錯する1Q84の世界。

人間は運命を、宿命を乗り越えることが出来るのか。

幸せになれるのだろうか。

大きなテーマを根底に抱えながら、物語は続いていく。

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小説とは、人々が心の奥底で持つ言葉に出来ない何かを形にすること。 読者こそが正解をそれぞれ持っているのだ。

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Audibleで聞く読書。

10年ぶりに足を踏み入れた「1Q84」の世界。

鮮明に覚えていること。
初めてのことのように聞こえること。
記憶違いをしているようなこと。

自分自身の変化もあって、より深く受け止め、考えられる場面もたくさんあった。

物語は風雲急を告げていく。

青豆が通う老婦人のセーフハウスの番犬メスのドイツシェパードが殺された。破壊されるように。

年上のガールフレンドに、天吾は月が2つ出る世界の小説の話をする。

彼は小学校の同級生青豆のことを思い描きながら、小説を書き始める。

青豆にとっても、大きな試練が訪れる。

大切な友人、あゆみの死。

かつて環を失ったとき以来、彼女は泣き続けた。

警察官と殺人者。
それは、限定された友情だった。

だが、青豆にとってかけがえのないものだった。

天吾は、認知症で施設に入所している父に会いに行く。

自身のルーツを確かめるために。
父を憎むことを辞めるために。

人を愛することが出来ないことに疲れたからだ。

小説とは、人々が心の奥底で持つ言葉に出来ない何かを形にすること。

読者こそが正解をそれぞれ持っているのだ。

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青豆と天吾二人はそれぞれの生きる現実で、抗いがたい大きな出来事に巻き込まれていく。

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Audibleで聞く読書。

10年ぶりに足を踏み入れた「1Q84」の世界は、新たな発見の連続だった。

一回読んだはずだが、忘れてしまったこと。

なんとなく覚えてはいたが、改めて気がついたこと。

杏が朗読する青豆の世界。

柄本時生が朗読する天吾の世界。

交わるはずのない二人の世界が少しづつ近づいていく。

幼き時に家族と別れる決断をした青豆は、必要最低限の人間関係の中で生きてきた。

だが、数少ない大切な人と悲しい別れを経験しなければならなかった。
そのことがきっかけに、もう一つの仕事の世界に足を踏み入れることになる。

予備校で数学の教師をしている天吾にも、幼少期の辛い体験があった。
数学の世界にのめり込むこと。
結論のない文学の森に入り込むことで、これまでバランスを保って生きてきた。

二人はそれぞれの生きる現実で、抗いがたい大きな出来事に巻き込まれていく。

優れた文学作品は、それを読むこと自体が人生の追体験になる。

世界を魅了し続ける村上春樹の世界に浸る幸せを感じる。

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優れた文学作品は、それを読むこと自体が人生の追体験になる。 世界を魅了し続ける村上春樹の世界に浸る幸せを感じる。

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Audibleで聞く読書。
10年ぶりに足を踏み入れた「1Q84」の世界は、新たな発見の連続だった。

一回読んだはずだが、忘れてしまったこと。
なんとなく覚えてはいたが、改めて気がついたこと。

杏が朗読する青豆の世界。
柄本時生が朗読する天吾の世界。

交わるはずのない二人の世界が少しづつ近づいていく。

幼き時に家族と別れる決断をした青豆は、必要最低限の人間関係の中で生きてきた。

だが、数少ない大切な人と悲しい別れを経験しなければならなかった。

そのことがきっかけに、もう一つの仕事の世界に足を踏み入れることになる。

予備校で数学の教師をしている天吾にも、幼少期の辛い体験があった。
数学の世界にのめり込むこと。

結論のない文学の森に入り込むことで、これまでバランスを保って生きてきた。

二人はそれぞれの生きる現実で、抗いがたい大きな出来事に巻き込まれていく。

優れた文学作品は、それを読むこと自体が人生の追体験になる。

世界を魅了し続ける村上春樹の世界に浸る幸せを感じる。

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青豆と天吾の、美しくも切ない物語。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつて文庫本で読んだ1Q84の世界に、10年ぶりに足を踏み入れた。

物語は、1984年の首都高速道路3号線の上で始まる。

タクシーのラジオからは、ヤナーチェクのシンフォニエッタが流れていた。

1926年。昭和の始まりの頃に作られた曲だ。

「仕事」に急ぐ青豆は、タクシーの運転手の勧めもあり、高速道路上でタクシーを降り、非常階段で渋滞から逃れる。

「仕事」の前後から、ある変化に気が付き、戸惑いを覚える。

予備校講師で小説家志望のの天吾は、17歳の少女ふかえりが書いた「空気さなぎ」と巡り合う。

ふかえりと、彼女の面倒を見る「先生」に出会うため、東京郊外の二俣尾駅に向かう。

青豆と天吾の、美しくも切ない物語。

平成の時代に書かれた昭和の物語が、令和に蘇る。

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青豆と天吾の、美しくも切ない物語。 平成の時代に書かれた昭和の物語が、令和に蘇る。

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Audibleで聞く読書。

かつて文庫本で読んだ1Q84の世界に、10年ぶりに足を踏み入れた。

物語は、1984年の首都高速道路3号線の上で始まる。

タクシーのラジオからは、ヤナーチェクのシンフォニエッタが流れていた。

1926年。昭和の始まりの頃に作られた曲だ。

「仕事」に急ぐ青豆は、タクシーの運転手の勧めもあり、高速道路上でタクシーを降り、非常階段で渋滞から逃れる。

「仕事」の前後から、ある変化に気が付き、戸惑いを覚える。

予備校講師で小説家志望のの天吾は、17歳の少女ふかえりが書いた「空気さなぎ」と巡り合う。

ふかえりと、彼女の面倒を見る「先生」に出会うため、東京郊外の二俣尾駅に向かう。


青豆と天吾の、美しくも切ない物語。

青豆の章の朗読は、杏。

天吾の章の朗読は、柄本時生。

二人のそれぞれの世界を丁寧に、そして的確に語り上げていく。

平成の時代に書かれた昭和の物語が、令和に蘇る。

2ケ月ごとの配信が、待ち遠しくてならない。

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イチオシです☆

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投稿者:ローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレがあるのでご注意を。最後まで読み通すまで、どうなるんだろうと思っていましたが、村上春樹さんの作品としては希望が持てる終わり方だったので、良かったです。ホッとした部分と、青豆さんこれからどうなるんだろう、という思いが沸き上がりましたが、全体を通してとても読みごたえがありました。これからの作品にも期待しています。

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天吾は青豆とめぐりあえるのか?!

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『1Q84』第6巻(最終巻)まで読み進められた方々は、この「1Q84年の世界」についてまだまだ謎が秘められていることをお分かりだと思います。果たしてこの最終巻でこれらの謎が解き明かされるのか、皆さんが楽しみにされているところだと思います。天吾と青豆の二人は物語の深い森を抜けて巡り合い、その手を結び合わせることが果たしてできるのでしょうか?いよいよクライマックスです。最後は、ぜひ、本書でお楽しみください。

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