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51件
1Q84
著者 村上春樹
1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)
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1Q84 a novel BOOK3後編 10月−12月
2012/06/29 10:47
見世物
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:cocoroot - この投稿者のレビュー一覧を見る
見世物と現実の世界
どこまでも、謎が続く、、
信仰に必要なモノと現実?
今、見えているモノは、何なのか。
2023/09/16 08:39
運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。 ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。 そして、心の底に何かを残していく。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
Audibleで聞く読書。
1Q84の世界の旅も最終章に。
牛河は、弁護士会を除名になった過去などを振り返る。
そして、張り込みのなかで、ふかえりを発見する。
レンズを通して、牛河はふかえりに強く見つめられていると感じた。
一直線に貫かれるような視線で。
そして、初めて強い孤独を感じた。
中央林間のかつての家や娘たちのことを思った。
タマルは、牛河が屋敷の周りで情報を掴んでいることを青豆に告げた。
小松は監禁されていた時のことを天吾に語った。
リーダー夫妻の死。
二人組が持ちかけた取引。
牛河はふかえりと、ファインダー越しに魂の交流を感じていた。
牛河は天吾を尾行する。
麦頭から公園に移動する天吾。
天吾は滑り台に登っていた。
牛河は、2つの月を見た。
天吾も、この2つの月を見るために、この公園の滑り台に来たのだと直感した。
そして、牛河はこの光景に既視感を感じていた。
それは空気さなぎだった。
青豆は、滑り台にいる天吾をみつけたと思ったが、違った。
それは牛河だった。
牛河を追った青豆は、天吾のアパートの302号室の郵便ボックスにたどり着く。
そして、玄関の前に立つ。
運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。
ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。
そして、心の底に何かを残していく。
1Q84 a novel BOOK3後編 10月−12月
2023/08/12 08:12
運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。 ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。 そして、心の底に何かを残していく。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
Audibleで聞く読書。
1Q84の世界の旅も最終章に。
牛河は、弁護士会を除名になった過去などを振り返る。
そして、張り込みのなかで、ふかえりを発見する。
レンズを通して、牛河はふかえりに強く見つめられていると感じた。
一直線に貫かれるような視線で。
そして、初めて強い孤独を感じた。
中央林間のかつての家や娘たちのことを思った。
タマルは、牛河が屋敷の周りで情報を掴んでいることを青豆に告げた。
小松は監禁されていた時のことを天吾に語った。
リーダー夫妻の死。
二人組が持ちかけた取引。
牛河はふかえりと、ファインダー越しに魂の交流を感じていた。
牛河は天吾を尾行する。
麦頭から公園に移動する天吾。
天吾は滑り台に登っていた。
牛河は、2つの月を見た。
天吾も、この2つの月を見るために、この公園の滑り台に来たのだと直感した。
そして、牛河はこの光景に既視感を感じていた。
それは空気さなぎだった。
青豆は、滑り台にいる天吾をみつけたと思ったが、違った。
それは牛河だった。
牛河を追った青豆は、天吾のアパートの302号室の郵便ボックスにたどり着く。
そして、玄関の前に立つ。
運命と運命が交錯する摩訶不思議な世界。
ありえないと思えるストーリーは、我が事のように胸に迫ってくる。
そして、心の底に何かを残していく。