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レヴィナス入門

著者 熊野純彦 (著)

フッサールとハイデガーに学びながらも、ユダヤの伝統を継承し、独自の他者論を展開した哲学者エマニュエル・レヴィナス。自身の収容所体験を通して、ハイデガーの「寛大で措しみない存在」などは、おそるべき現実の前に無化されてしまうと批判する。人間はどれだけわずかなものによって生きていけるのか、死や苦しみにまつわる切なさ、やりきれなさへの感受性が世界と生を結びつけているのではないか。こうした現代における精神的課題を、レヴィナスに寄り添いながら考えていく入門書。

レヴィナス入門

税込 880 8pt

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レヴィナス入門

2023/06/06 02:58

レヴィナス入門

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やま - この投稿者のレビュー一覧を見る

目の前にいる他者は、絶えず老いる。愛撫により物理的に距離が縮まっても、指先からこぼれ落ちる、その悲しさ。私にはどうすることもできないその無限性が、絶えず倫理を呼びかけ続ける。
入門で有るけれど簡単ではなかった。

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レヴィナス入門

2001/02/22 21:02

レヴィナスの施策の懐深くまで案内してくれる超・入門書

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


 世に「入門」の語を関した書物は数多くあるけれども、本物の入門書にはそう滅多にめぐりあえるものではない。本書はその希有の例だ。少なくとも私は本書を通じて、これまで敬して遠ざかっていたレヴィナスの施策の懐深くまで案内された。その意味では、本書は入門書を超えた入門書だと思う。以下、その香りだけでも抽出しておこう。

 「レヴィナスの第一の主著がこころみるのは、ひとことでいえば〈具体的なもの〉の思考である」と、熊野氏は書いている。『全体性と無限──外部性についての試論』は「生の具体的な細部において、〈他なるもの〉が到来するさまをえがきだす」ものであるというのだ。
 
 ここでいわれる「生の具体的な細部」について、熊野氏は、「目から手へ」(フッサールからハイデガーへ)を「手から口へ」(あるいは「道具」から「糧」へ)と突きぬけさせ、さらに「口から手へ」「手から目へ」と、世界における生を「始原的なもの」「身体であること」から説き明かしていくレヴィナスの叙述を紹介している。

 手によって触れられ目によってかたどられるもの、それが他者の顔である。というより、顔においてこそ他者が、無限に超越的な他者が世界の内部にあらわれる。『全体性と無限』のレヴィナスにとって、顔は他者の「顕現」(エピファニー:「公現」とも)である。
 
 しかし第二の主著『存在するとは別の仕方で あるいは存在することの彼方へ』で、レヴィナスはある「転回」を遂げる。熊野氏はこのことを「現前から痕跡へ」と定式化している。ここで、現前するのはいうまでもなく他者の顔であり、痕跡として語られるのもまた他者の顔である。
 
 第一の主著で「享受する身体」を論じたレヴィナスは、第二の主著では「ひび割れる」身体──いくつもの孔を穿たれ、その開口部で外部性へと曝されている身体、あるいは可傷性(ヴルネラビリテ)の契機をもった傷つきやすい身体、老いる身体──を論じている。ここで強調されているのは「感受性」の(享受=消費とは異なった)別の側面なのだ、と熊野氏はいう。
 
 感受性とは「近さ」である。近さは生きられるものであって、認識されるものではない。このような「近さ」は他者において典型的である。以下は、第二の主著におけるレヴィナス自身の文章。
 
《その「近さ」とは、接近した顔であり、皮膚の接触である。つまり、皮膚によって重みを課せられた顔であり、変質した顔が、そこで淫らなまでに息づいている皮膚なのである。そうした顔と皮膚は、すでにじぶん自身にとって不在であって、過去の回収不能な経過のうちに陥っている。》
 
 皮膚はつねに顔の変容であり、顔はいつでも皮膚の重みを課せられている。顔も皮膚もともに現在であって現在にない。すなわちそれは痕跡、しかも自分自身の痕跡である。いま現前しているものが同時にみずからの痕跡であるとは、しかしどのようなことがらでありうるのか。──熊野氏はこのような問いをたて、そこに「老いゆく顔」「死にゆく顔」を導入することでレヴィナスの解を要約している。

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レヴィナス入門

2001/06/05 02:30

冗長さは否めない

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「他者」の存在を前提とした倫理を構想し続けた哲学者レヴィナスの思想を、その生い立ちや影響を受けた思想家に触れつつ、時代を追って詳しく解説している。ただ、比喩が的確でなく、文体も読みにくいため、せっかくの入門書がその意味をなしていない。これなら初めからレヴィナスの著書に触れてしまった方が誤解がないかもしれない。
 「こういう読みもあるのか」と参考にする程度が良いだろう。

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