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マンガ 認知症
大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。人が変わってしまったかのような祖母との生活に疲れ果てたニコたちの前に、認知症の心理学の専門家、サトー先生が現れて……? 「お金を盗られた」と言うのはなぜ? 突然怒りだすのはどうして? 認知症の人の心のなかを、マンガでわかりやすく解説します。認知症の人が既に五〇〇万人を超え、誰もが認知症になったり、認知症介護をしたりする時代。読めば心がラクになる、現代人の必読書!
マンガ 認知症
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マンガ認知症
2020/07/05 10:40
とても良作
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガと解説の文章と半々くらいで、とても読みやすかった。
専門分野だけど、知識が古くなっていたので、アップデートできてよかった。
マンガ認知症
2021/04/11 17:26
漫画の力と研究者によるエビデンス
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
新しい認知症の定義をこんなにわかりやすく説明し、
介護される側と介護する側の気持ちをこんなにわかりやすく教えてくれる
母ルがどんなにおいつめれらていたのか、文章ではなくまんがの表情でとても強く伝えてくれています
すごいなあ
こういうコラボというのもいいものですね
まんがでかく解説というものはたくさんありますが、漫画家そのものにかなり力がないとこんなに深い感動をもらえることはないなあと思います
ニコさんすごいです
マンガ認知症
2021/08/17 23:38
”なんでやねん!”ということが起きても
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くろくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしが子供の頃は、認知症ではなく、ボケ老人と呼んでいました。
そして、ボケちゃった老人は家庭内で面倒をみるのが当たり前でした。
という呪縛があって、もし親(義理の親)が認知症になったらどうしよう、
どうやってめんどうをみればいいのだろうと、恐怖に近い気持ちで捉えていました。
が、これを読んでだいぶ気持ちがラクになりました。
漫画家ニコ・ニコルソンの体験に基づく漫画と
認知症心理学の専門家佐藤眞一の解説が交互に並んでいます。
が、漫画を読むだけでも一通りはわかるようになっています。
また漫画が素敵です。
ご本人もあとがきで ”認知症の婆ルのことをかわいく描いたけれど、実際は壮絶でした” と述べていますが、
認知症の様子を、わかりやすく描きつつも
決して暗く深刻になりすぎない軽やかさがあり、
婆ルのことを嫌いにはなれません(むしろお茶目でかわいい)。
それでも漂ってくる介護者・母ルの苦悩には、胸をつかれますが。
人生には”なんでやねん!”なことが起こる。
と、おっしゃるサトー先生の言葉も響きました。
というか、あとがきで泣かせるのやめてくださいよ~。