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裏横浜 ──グレーな世界とその痕跡
著者 八木澤高明
みなとみらい、赤レンガ倉庫、山下公園……。横浜からはオシャレで、洗練されていて、都会的なイメージが想起されるが、それはほんの一面にしか過ぎない。悪臭で誰が泊まるともしれない船の宿、最後の居場所のストリップ劇場、革命家の隠れ家など、その裏側には猥雑で混沌したものが隠されている。生まれ育った街の歴史を掘り起こし、実体験を織り交ぜながら、横浜の真の姿をさらけ出す。
裏横浜 ──グレーな世界とその痕跡
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2022/08/03 19:11
『裏横浜』
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
“オシャレで、洗練されていて、都会的なイメージが想起される”横浜(カバー袖の紹介文)が持つ裏の姿
横浜に生まれ育ったノンフィクションライターが、この街の歴史を掘り起こし、個人史と重ね合わせながらディープに描き出す
たとえばルーツは遊郭、クリケット場だった横浜スタジアム
あるいは“得体の知れない匂いを発している”ストリップ劇場のあった黄金町
さらには崖の上と下とで圧倒的な格差のある山手、元町とその周縁
山下公園とみなとみらい、中華街、寿町、鶴見、そして伊勢佐木町まで
とりわけこの土地に暮らしたり働いたりしている者にとって知っておきたい、知っておくべきことがつまった一冊、2022年5月刊
副題は「グレーな世界とその痕跡」
〈ひとりの男の横浜との付き合いを通じて、横浜ばかりでなく、あなたが生まれ育った土地との縁について考える機会になればと思う。〉──「はじめに」より
※p.150〈彷徨[さま]える〉⇒〈彷徨[さまよ]える〉
p.173〈自分より一回りを大きい〉⇒〈自分より一回り大きい〉
p.243〈いとも顔を赤く染めて〉⇒〈いつも顔を赤く染めて〉
2022/06/07 11:13
横浜の陰陽を知ることが出来ました。
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は横浜生まれ、横浜育ちの生粋の横浜人。
その著者の視点から、横浜の明るい面、暗い面を追求した1冊です。
そもそも私は横浜に疎いので、横浜について知りたくて当書を購読しました。
横浜の陰陽をしることができ、私は大変勉強になり増しあ。