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愛国の起源 ――パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか
著者 将基面貴巳
「愛国」思想は現在、右派や保守の政治的立場と結びつけて語られる。しかしその起源は、かつて古代ローマの哲学者キケロが提唱したパトリオティズムにあった。フランス革命では反体制側が奉じたこの思想は、いかにして伝統を重んじ国を愛する現在の形となったのか。西洋思想史における紆余曲折の議論を振り返り、尊王思想と結びついた明治日本の愛国受容を分析、さらに現代のグローバルな視点からパトリオティズムの新しい可能性を模索する。
愛国の起源 ――パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか
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2025/03/28 14:19
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0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
学術書である『愛国の構造』と平易な入門書である『日本国民のための愛国の教科書』の中間のような読み応え。重なるところもあるがこちらだけで論じられているイシューもあるので合わせて読みたい。
2024/08/01 22:37
興味深い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛国思想と保守思想の関係について、興味深く読むことができました。多面的なアプローチで、わかりやすかったです。