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3件
悪いことはなぜ楽しいのか
著者 戸谷洋志
「やられたらやりかえす」「ルールは破るためにある」「空気なんて知らない」「意地悪したい」「自分が楽しければいい」 これに共感する私って「ふつう」ですよね? ちょっといけないことをしたとき、ドキドキして心が躍る。意地悪、自己中、復讐にも絶妙な快楽がつきまとう。なぜ、私たちはそんな気持ちになってしまうのか? 私たちのよくない部分から、悪と善を考える。
悪いことはなぜ楽しいのか
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2024/09/05 09:12
あとがきのフォローが素晴らしい
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても簡単に読めるのですが、書いている内容はとても深いと感じました。最初の方は、ややおふざけモードの方が強い感じで、軽めのところから。でも、最後の方は、権威主義・全体主義への懸念や対抗にまで、やさしい語り方で話が進みます。最後のあとがきでは、読んでいて過去の自分のしでかした悪いことを思い出してしまった人への、親切なフォローをしてくれています。やさしく書かれているのに、すごく考えられた本だなぁと思いました。
2024/08/05 18:49
おもしろい
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪いことの背後にひそんでいる楽しさについて、興味深く読むことができました。人間の本質に迫っていて、おもしろかったです。
2024/07/21 21:00
紙幅は薄いですが、読み応えあります。
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学・倫理学を専門とする教授の著者が、人間心理に潜む悪い言動を楽しむことについて専門的に分析し、解釈した1冊です。
頁数も1頁当たりの文章量も少ない構成なので、比較的紙幅の薄い新書になります。しかし内容は深く、読み応えのある内容に仕上がっています。いかにも哲学・倫理学的な話になっています。

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