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2件
東大ファッション論集中講義
著者 平芳裕子
ファッションとは何か? 衣服とは? 12のテーマを通じて文化や芸術としてのファッションを学び、歴史と未来に問う。東大生の反響を呼んだ一度きりの特別講義がその熱を凝縮した一冊となってよみがえる。
東大ファッション論集中講義
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2024/10/13 21:44
東大での実際の講義内容が親書化されました。
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書は実際に東京大学文学部で集中講義として開講されたファッション論の授業で、教鞭を取った著者が話した内容を文章に起こし、新書化して刊行した1冊です。
ファッションの世界史を論じる内容で、読み進めてファッション史への知識がまとまり、読んでよかったと思えました。
何しろ、実際の東大の授業を、書籍を読み進めることで体感できましたから。東大生でもないのに、この集中講義を受講した東大生と同じことを体験でき、本当に良い機会を得られました。
2025/02/28 09:23
ファッションを中心に語るむずかしさ
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファッションを中心に語るむずかしさを、なんとなく感じました。別のテーマを軸にして、その派生からファッションを語ることはあっても、ファッションを中心にしたときに、何にフォーカスするのかというのが難しいのかも。著者の前著が、本屋さんのどのジャンルに置かれるかというのがまちまちだったというのも、そういうことかも。この本では、基本的に歴史的な経緯などを軸にまとめられています。中世の貴族社会では男性のほうが様々なファッションを気にかけていたことや、シャネルが女性ファッションにもたらした意味なんかが印象に残りました。