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読まれる覚悟
著者 桜庭一樹
小説は、読まれてはじめて完成する。だから、たくさんの人に読んでほしいと思うのは、小説家の性。でも、いいことばかりではありません。誤読されたり、批判されたり、神様みたいに言われたり。そんなとき、誠実に応え、自分の心を守って書き続けるための、《読まれ方入門》。 【目次】はじめに/第一章 本を出したらどうなる?/第二章 読者との理想的な距離感/第三章 批評との共存の仕方/第四章 ファンダムと生きてゆく/おわりに
読まれる覚悟
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2025/02/19 21:54
「読まれる側」の心理が少し、理解できた気がします。
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞の経験を持つ、現役の小説家の著者が、「小説家は、自身の作品が読まれることをどう思っているのか」について、持論を語った1冊です。
正直、こういった視点は考えたこともなかったので、実に新鮮な内容でした。完全に理解したとは決して申し上げませんが、当書を拝読して「読まれる側」の心理が、少しだけ理解できたような気がします。
当書は頁数がかなり少なく、文章の間隔もかなり広がって掲載されています。よって紙幅はかなり薄いです。難しい話ですが短時間で読み切れるのがよかったです。