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日本文学史 近世篇
著者 ドナルド・キーン 著,徳岡孝夫 訳
徳川時代を代表する詩形は俳諧である。独立した文芸ジャンルに高められた俳諧が、松尾芭蕉という才能を得て、十七文字の中に小宇宙を創造するまで。
日本文学への深い愛情をこめて単独執筆した魅力あふれる通史。
序 近世の日本文学/俳諧の連歌の登場/松永貞徳と初期の俳諧/談林俳諧/蕉風への移行/松尾芭蕉/芭蕉の門人/仮名草子
日本文学史 近世篇一
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紙の本日本文学史 近世篇3
2020/08/19 09:39
日本文学研究では第一人者と言われたドナルド・キーン氏の近世における怪異の世界と歌舞伎を取り上げて解説された名著です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカ出身でありながら、日本に長らく在住され、日本国籍も取得されるほど日本びいきの日本文学研究者ドナルド・キーン氏による生涯の研究の集大成とも言える一冊です。同書は、中公文庫から3巻シリーズで刊行されている「日本文学史(近世編)」の最終巻です。第1巻の俳諧、第2巻の浮世草子と浄瑠璃に続き、第3巻は、上田秋成、曲亭馬琴、鶴屋南北、河竹黙阿弥といった巨匠たちによる怪異の世界と歌舞伎の舞台に咲いた悪の華を中心に丁寧に解説された内容となっています。同書を読まれることで、我が国における近世文学の良さが再び認識されること間違いなしです。同書の構成は、「16 上田秋成」、「17 戯作」、「18 二一八世紀の歌舞伎」、「19 一九世紀の歌舞伎」、「20 徳川後期の和歌」、「21 狂歌 川柳」、「22 漢詩文」となっています。
紙の本日本文学史 近世篇2
2020/08/19 09:31
日本文学研究者として知られたドナルド・キーン氏による浮世草子と浄瑠璃について語られた一冊です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカにおける日本文学研究では第一人者として知られるドナルド・キーン氏の生涯の日本文学研究の集大成とも言える書です。同氏は、日本文学と日本文化研究をはじめ、文芸評論家としても有名な方でした。同書は、中公文庫から刊行されている「日本文学史(近世編)」(全3巻)のうちの第2巻目で、井原西鶴に始まる浮世草子、近松門左衛門によって開花した浄瑠璃の世界を丁寧に紹介するとともに、その歴史や作品の技巧などについて分かり易く語ってくれます。同書の内容は、第1巻に続き、「8 井原西鶴」、「9 浮世草子」、「10 初期の歌舞伎と浄瑠璃」、「11 近松門左衛門」、「12 近松以後の浄瑠璃」、「13 国学と和歌」、「14 俳諧の中興」、「15 徳川後期の俳諧」となっています。
紙の本日本文学史 近世篇1
2020/08/19 09:24
アメリカにおける日本文学研究の第一人者と言われるドナルド・キーン氏による俳諧の歴史、そこに込められた小宇宙を紹介した書です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカ合衆国出身の日本文学者であり、日本学者でもあるコロンビア大学名誉教授の肩書をもつドナルド・キーン氏の作品です。同氏は、日本文学と日本文化研究の第一人者であり、文芸評論家としても有名な方で、日本文化の欧米への紹介でも数多くの業績をもっておられた人物です。同書は、同氏の長年の研究の集大成とも言えるもので、独立した文芸に高められた俳諧が松尾芭蕉という才能を得て、17文字の中に小宇宙を創造するまでを丁寧に説いた一冊です。日本文化の象徴とも言うべき俳諧の素晴らしさが改めて認識できる内容となっています。同書の構成は、「序 近世の日本文学」、「1 俳諧の連歌の登場」、「2 松永貞徳と初期の俳諧」、「3 談林俳諧」、「4 蕉風への移行」、「5 松尾芭蕉」、「6 芭蕉の門人」、「7 仮名草子」となっています。
紙の本日本文学史 近世篇3
2023/01/16 23:48
読本、狂言なんでもござれ
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の独力の記述による、
日本文学通史の第九巻です。
近世篇第三冊の本書において
扱われているのは、
上田秋成、曲亭馬琴、
鶴屋南北、河竹黙阿弥ら。
それに狂歌、戯作に川柳に、など。
紙の本日本文学史 近世篇2
2023/01/16 23:41
絢爛豪華な顔触れ
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が一人で物した、
日本文学通史の第八巻です。
近世篇第二冊の本書で
扱われているのは、
浮世草子、浄瑠璃、国学、誹諧等の
大立者の面々。具体的には、
井原西鶴、近松門左衛門、
賀茂真淵、本居宣長、
与謝蕪村、小林一茶などなど。
紙の本日本文学史 近世篇1
2023/01/16 23:04
道の奥まで、みちのくまで
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が独力で書き上げた、
日本文学通史の七冊目です。
近世篇第一冊の本書で
扱われているのは、
俳諧、連歌、松永貞徳、松尾芭蕉、
それに仮名草子、など。
電子書籍日本文学史 近世篇二
2023/06/14 19:58
日本文学学者
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代に、ドナルドキーン氏という外国人なのに、日本の学者として有名な人物がいるから、読むように、と言われ、ドナルドキーン氏の著作物を読んで以来、数冊読んでいます。異国人ならではの見解がなかなか……