- みんなの評価
1件
清水幾太郎の覇権と忘却 メディアと知識人
著者 竹内洋 著
戦後、圧倒的な支持を受け、大きな影響力を持ちながら、急速に忘れ去られた思想家・清水幾太郎。著者は、彼の栄光も凋落もその戦略ゆえとする。「正系」知識人にラジカルに挑戦し続けた清水の戦略とは。その詳細を読み解き、現在にも通じるメディア知識人の姿を明らかにする。
清水幾太郎の覇権と忘却 メディアと知識人
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
清水幾太郎の覇権と忘却 メディアと知識人
2020/08/31 09:36
歴史社会学者の竹内洋氏による戦後の思想家・清水幾多郎氏について書かれた決定版です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、歴史社会学者及び教育社会学者として、『日本のメリトクラシー』、『革新幻想の戦後史』、『教養主義の没落』、『丸山眞男の時代』、『大学という病』などの話題作を発表されてきた竹内洋氏の作品です。同書は、戦後、圧倒的な支持を受け、大きな影響力を持ちながら、急速に忘れ去られた思想家・清水幾太郎氏の思想について書かれた書です。著者は、彼の栄光も凋落もその戦略ゆえであると主張されています。「正系」知識人にラジカルに挑戦し続けた清水幾多郎氏の戦略とは一体どのようなものだったのでしょうか?同書では、その詳細を読み解き、現在にも通じるメディア知識人の姿を明らかにしてくれます。清水幾多郎氏について知るための絶好の一冊です!