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小村寿太郎 近代日本外交の体現者
著者 著:片山慶隆
幕末に結んだ欧米列強との不平等条約の改正を目指し、一九〇〇年代に日英同盟、日露戦争、韓国併合を推進した外相・小村寿太郎。日向国飫肥藩の下級藩士に生まれた小村は、病弱で一五〇センチに満たない身長、非藩閥出身と恵まれない出自ながら、第一回文部省留学生としてハーバード大学に留学。抜群の語学力と高い交渉能力を身につけ、日本を「一等国」に引き上げた。帝国主義と国際協調の間を巧みに動いた外政家の真実。
小村寿太郎 近代日本外交の体現者
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小村寿太郎 近代日本外交の体現者
2023/05/13 15:53
小村寿太郎
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日清・日露戦争や日英同盟、韓国併合などに深く関わった小村寿太郎の評伝。過剰に持ち上げるわけでもなく、賛否が分かれる点についてはどちらも紹介しつつ、慎重に判断を避け、読者に判断をゆだねている気がする。読みやすさを意識して書かれていながら、外交関係の資料も適宜引用している。