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陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満
著者 著:繁田信一
古くから説話や伝説に彩られてきた陰陽師。近年では小説や映画にも登場し、呪術により凄まじい力を発揮する。世界を滅ぼしかねない超人として描かれることも少なくない。では実在の陰陽師たちはいかなる活動に従事していたのか。安倍晴明らが絶大な名声を博したのはなぜか。藤原道長ら同時代の王朝貴族が残した日記を手がかりに、知られざる実像に迫る。さらには、陰陽師を必要とした平安時代の人々の心性をも明らかにする。
陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満
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陰陽師 安倍晴明と蘆屋道満
2017/04/15 12:42
副タイトルはいらないかも。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安期の陰陽師についての入門書、という位置づけなので、繁田氏の他の著書と重複するものが多い。
第三章、第四章、第五章あたりの陰陽師の役割については読みやすい。
そのぶん、安倍晴明と蘆屋道満に論を絞ってはいないので、副タイトルはあまりいらない気がする。
安倍晴明が伝承で賀茂保憲より有名な理由についての考察の方が面白かった。