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斗南藩―「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起
著者 星亮一 著
二十八万石を誇った会津藩は戊辰戦争に敗れ、明治二年、青森県の下北半島や三戸を中心とする地に転封を命ぜられる。実収七千石の荒野に藩士とその家族一万七千人が流れこんだため、たちまち飢餓に陥り、斃れていった。疫病の流行、住民との軋轢、新政府への不満と反乱……。凄絶な苦難をへて、ある者は教師となって青森県の教育に貢献し、また、近代的な牧場を開いて荒野を沃土に変えた。知られざるもうひとつの明治維新史。
斗南藩―「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起
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斗南藩 「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起
2018/12/03 20:23
斗南藩での苦しみ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みか - この投稿者のレビュー一覧を見る
会津戦争後、旧会津藩士やその家族たちは斗南藩へと移った。そこでは、考えられないほど過酷な生活が待ち受けていた。引用される文章を見ても、その過酷さを思うと悲しすぎる。その中でも広沢安任や山川浩たちのような人たちがいた。
山川浩は新政府に仕えても辛いこともあった。
斗南藩だけでなく、蝦夷地に行った藩士たちの事も記されているので分かりやすい。
斗南藩 「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起
2018/09/04 10:44
幕末維新の悲劇
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たか - この投稿者のレビュー一覧を見る
白虎隊で有名な会津藩。その後の歴史。教科書では教わらない事実。幕末維新を冷静に振り返る。
斗南藩 「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起
2018/10/05 06:15
恨み節
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
斗南に生きた会津武士の例が多々あり実情がわかる。しかしながら非常に難しいことながら猪苗代の選択肢があったことには全然触れず著者の悪い癖で薩長に対する恨み節が強すぎるきらいがある。