電子書籍
元老―近代日本の真の指導者たち
著者 著:伊藤之雄
明治憲法成立後の1890年代以降、天皇の特別な補佐として、首相選出を始め、内閣の存廃、戦争、条約改正など重要国務を取り仕切った元老。近代日本は、伊藤博文、山県有朋、西園寺公望ら元老8人の指導下にあった。非公式な組織のため、当初は政治の黒幕として批判されたが、昭和初期の軍部台頭下では未成熟な立憲国家を補う存在として期待が高まる。本書は、半世紀にわたり権力中枢にいた元老から描く近代日本の軌跡である。
元老―近代日本の真の指導者たち
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電子書籍元老―近代日本の真の指導者たち
2022/05/17 16:54
戦前日本の政治
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前日本の政治において憲法には規定がないのに後継首相を指名する権限を持っていた元老についてどのように形成されたのか、どのような役割を果たしたのかがわかりやすく解説されている。
2018/10/22 22:01
中々勉強になった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元老制度のみでなく、明治維新後の日本政治史についても触れている、とても面白い一冊。「元老」 の定義についても明確に定めていて、勉強になった。