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翻弄 盛親と秀忠
著者 上田秀人 著
四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親。一方、豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠。二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わう。それから十余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻す――。
戦国の知られざる真実を描く歴史巨篇。
【目次】
第一章 蚊帳の外
第二章 焦燥の急
第三章 後始末
第四章 命運の差
第五章 流動の先
第六章 栄枯盛衰
翻弄 盛親と秀忠
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翻弄 盛親と秀忠
2020/12/07 10:00
上田秀人氏による宗我部盛親と徳川秀忠の運命を描いた傑作歴史小説です!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『闕所物奉行 裏帳合』、『禁裏付雅帳』、『聡四郎巡検譚』、『百万石の留守居役』、『町奉行内与力奮闘記』、『表御番医師診療禄』、『日雇い浪人生活録』、『辻番奮闘記』などの歴史小説で知られる上田秀人氏の作品です。同書は、四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親が主人公として繰り広げられる物語です。他方、その対極にいた豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠も登場し、二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わうことになります。それから10余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻します。一体、二人はどうなるのでしょうか?二人の運命はどのようになっていたのでしょうか?歴史好きにはたまらない一冊です!