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炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで
著者 伊藤昌亮 著
インターネットやSNSを中心に沸き起こる、尽きることのない分断・衝突・ぶつかり合い――。「炎上」という現象をかくも夥しく呼び起こしてしまう今日の社会、すなわち「炎上社会」は、どんな対立構造を持ち、いかなる紛争状況を抱えているのか。また、その背景にはどんな社会構造があり、時代状況があるのか。本書の意図は、炎上社会の成り立ちを分析し、炎上という現象の社会的な意味と文脈を明らかにすることである。
【目次】
第1章 自粛警察と新自由主義
第2章 SNSの倫理と新自由主義の精神
第3章 ハッシュタグアクティヴィズムの光と影
第4章 差別と反差別と反・反差別
第5章 誹謗中傷と共感市場主義
第6章 キャンセルカルチャーの論理と背理
炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで
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炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで
2022/01/31 20:21
個人的には難解な内容でした。
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
SNSなど、過去に国内外で起こった炎上エピソードを多数取り上げ、それぞれの事象を倫理社会的、言い換えれば哲学的に著者が論じる1冊です。
良い内容と思いますが、個人的には難解な内容で、良く理解できませんでした。ですが、取り上げられている炎上エピソードは、知っているものが多かったです。