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開化の殺人 大正文豪ミステリ事始
著者 中央公論新社 編
阿片に溺れた友人の謎、遺書が語る恋と殺人、妻への妄執が生む惨劇――。江戸川乱歩が「大正期文壇の一角に燃え上がった、かくの如き犯罪と怪奇への情熱」と評した幻のミステリ特集号、「中央公論」秘密と開放号(大正七年七月臨時増刊)を現代に復刻。七編の創作と佐藤・乱歩の随筆を収録したアンソロジー。〈解説〉北村 薫
◆目次
・一般文壇と探偵小説/江戸川乱歩
・指紋/佐藤春夫
・開化の殺人/芥川龍之介
・刑事の家/里見トン
・肉屋/中村吉蔵
・別筵/久米正雄
・Nの水死/田山花袋
・叔母さん/正宗白鳥
・「指紋」の頃/佐藤春夫
・解説 大正七年 滝田樗陰と作家たち/北村 薫
開化の殺人 大正文豪ミステリ事始
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2024/10/03 14:12
佐藤春夫氏の描いた推理小説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「指紋」佐藤春夫という作家が探偵小説も書いていたというのは初めて知った、おそらく現代の推理小説のレベルからは低いものと判断されてしまうのであるが、その怪奇さ、奇妙さは後をいく
開化の殺人 大正文豪ミステリ事始
2022/10/27 09:37
貴重なアンソロジー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
このような切り口で集められた作品をまとめて読む機会はなかったので、興味深かったです。微妙なものもありましたが、貴重な資料だと思います。
開化の殺人 大正文豪ミステリ事始
2022/05/03 08:53
ミステリの始まり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
きれいな印刷でかつ現代語で読めるのがありがたい。近代文学は内容より先に読みにくさがあるので、改札などもありがたかった。推理ものだけではなく、不思議系の話もあって面白かった