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  6. ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 4件

ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父

著者 小笠原弘幸 著

トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル(1881~1938)。オスマン帝国が西欧列強からの脅威にさらされるなか救国の英雄として活躍し、帝国崩壊後はトルコ共和国を建国し大統領に就任する。民族主義と世俗主義を掲げて新国家の建設を進めたケマルは、議会からアタテュルク(父なるトルコ人)という姓を与えられた。今なお国民から敬愛される彼の実像を、愛する家族や、戦いを共にした同志との人間模様を交えて活写する。

ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父

税込 1,100 10pt

ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父

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ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父

2024/06/04 12:32

新しく知れた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:2024 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ケマルのことを第一次世界大戦のガラポリの戦いで活躍した事ぐらいしか知らなかったので国民闘争ののち初代大統領になったことなどとてもわかりやすい良い本でした。

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ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父

2023/10/23 19:26

才能と運に恵まれた男の物語

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきに「私がアタテュルクの伝記を書こうと思い立ったのは、彼について、学問的な成果に基づいた伝記が、まだ本邦では著されていないからだった」とあるが、確かに今のトルコ共和国を知るには必要なケマルの伝記とあるとほとんどないのではないか。新潮選書の「ケマル・パシャ伝」のようにケマルに入れ込んで礼賛しているだけでは困るというものだ。一度キチンとしたケマルの伝記を読んでみたかった。
 ガリポリの英雄という名声があるからこそ独立戦争での指導者となり得たにしろ、カリフの権威も「異教徒」の連合国の傀儡になったからこそ落ちた面はあるだろうか。ケマルが鉄十字章を佩用した写真は他の本で見た事があるが、トルコ共和国が勲章制度を廃止する前に叙勲されたオスマン朝期の勲章やドイツ、ハプスブルク帝国、ブルガリアから叙勲された勲章を佩用した写真なり勲章のリストなりも見てみたくなる。
 パウル・フォン・ヒンデンブルクとエーリヒ・ルーデンドルフのような「タンネンベルクの英雄」がとにもかくにも結果的にドイツを滅ぼし自分達の「名声」も地に落ちてしまったヒトラーの権力掌握を手を貸した例があるのでエライ違いだ。
 ケマルの政策で興味深いのは脱イスラーム化だ。といっても一定の範囲でしか行えなかったのでエルドアンのような人物が大統領になるにしろ、アザーンをアラビア語からトルコ語に変更しようとしチャドルを廃止しヒジュラ暦をグレゴリウス暦に変えた。何でもクルアーンまでトルコ語訳を普及させようとしたと別の本で読んだ事はあるが。ある意味においてケマルが属した統一進歩協会と政敵となったエンヴェル・パシャなどの政策を受け継いだ面はあるだろう。
 「ケマル批判の急先鋒」になったオスマン朝の内相アリ・ケマルがボリス・ジョンソンの曾祖父とは面白い。
 一つ気になったのは189頁に掲載された写真のキャプションに「「大攻勢」のさい、司令部付近の岩場でのケマル。この写真は、国民闘争を象徴するアイコンとなった」とある。同じ写真が「オスマン帝国」279頁に掲載されているが、そんな有名な写真ならば「オスマン帝国」にも説明をつけてほしいものだ。オスマン朝を滅亡に追いやった人物なので、わざわざ横向きの写真を使ったのかと思っていたものだ。
 「オスマン帝国 英雄列伝」に書いた「ほかの人々についても本格的な評伝を著したい、という思いを抱いている」とあとがきにある。メフメト2世やスレイマン大帝のような著名人なら本が売れそうだが、「ケマル・アタテュルク」にも何度も出てくるハリデ・エディプについて読んでみたくなった。

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「トルコ人の国家」の建設者

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森の爺さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者はオスマン帝国ならびにトルコ共和国史を専門とする歴史学者であり、同じ中公新書でオスマン帝国の歴史を主題とした「オスマン帝国 反映と衰亡の600年史」も書かれている。
 本書はトルコ共和国建国の父でもあるケマル・アタテュルクの評伝であるが、彼が行ったのは断末魔のオスマン帝国に引導を渡し、トルコ共和国を建国したという「オスマン帝国のダウンサイジング」つまりは多民族・多言語・多宗教の大帝国から現在の「トルコ人の国家」を建設したということになる。
 オスマン帝国はスレイマン1世(大帝)の時代に最盛期を迎えるが、その後無能な君主(「泥酔者」や「無能者」)が続き、大宰相を中心とする統治体制に移行するが、第二次ウィーン包囲の大敗以降に退潮期を迎える。 啓蒙専制君主であるマフムト2世の治世における近代化により帝国の寿命は延びたが、欧州列強との勢力争いの中で領土が侵食されて行く。
 大宰相ミドハト・パシャによる進歩的な憲法も、専制君主であるアブドゥルハミト2世により停止され、その独裁専制政治が行われるが、統一進歩協会主流派による「青年トルコ革命」による立憲政治が復活する。 しかしながら権力を把握した統一進歩協会主流派は、第一次世界大戦において同盟国ドイツと組むという誤りを犯した結果、敗戦国としてイギリスを中心とした連合国から帝国の分割を迫られた結果、ケマルを中心とする統一進歩協会の非主流派は連合国への抵抗運動を行い、アンカラに大国民議会を発足させ、これがトルコ共和国に発展する(トルコ革命)。
 ケマルは現在ギリシャ領となっているテッサロニキに誕生し、陸軍士官学校と陸軍大学を卒業して軍人としての人生を歩むが、これもマフムト2世がイエニチェリを廃止し、西洋式軍制を導入した結果としてケマルにもオスマン帝国軍人としての道が開かれた事になる。 昔世界史の中で「青年トルコ革命」というのは教科書に書かれていたが、そもそもその革命の主体がエンヴェル・パシャ達統一進歩協会主流派であり、非主流派であるケマルは関与せず主流派の失敗による退場の後を受けて、連合国に対する抵抗運動を行い、オスマン帝国政府とスルタン制度を廃止し、カリフとして残ったオスマン家を追放して、共和制を宣言して大統領に就任するのだが、どうも今まで「青年トルコ革命」と「トルコ革命」の区別が余りつかなかったのが、本書によりようやく理解できた。
 確かにケマルはトルコ革命の指導者であったが、端緒となる抵抗運動についてはケマルも含めた「最初の5人」が指導者であったのが、トルコ共和国建国後の経過の中で、ケマルの役割が強調されていく過程についても書かれている。
 ケマルの建国した「欧州列強に伍するトルコ人の国家」は世俗主義を標榜し、トルコ語のアルファベット標記、太陽暦の導入、トルコ帽の廃止や女性へのヴェールの強要の廃止、男女同権の推進(ケマル自身の限界についても書かれている)を行い、その出身母体であるトルコ軍は「世俗主義の守護者」を自任して政治に介入しているが、現在のイスラム主義政党である公正発展党出身で軍の介入を排除して大統領中心の政治制度を確立したエルドアン大統領がケマルの業績についてどう評価しているかについては微妙である。
 トルコの歴史については、本書の他「オスマン帝国 反映と衰亡の600年史」更には今井宏平氏の「トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで」を読めば、何とか知識として網羅できる気がする。

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