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4件
覇権交代
著者 大石英司 著
不幸なボタンの掛け違いからはじまった米中の戦争は、ホノルルを占拠した中国への報復として、米国側が海南島への上陸を果たす。その後、ホノルルの平和を回復し、香港での独立運動を画策しながら和平交渉を進めていた米国に対し、中国はここで思わぬカードを切ってきた。それは、韓国の裏切りだ。韓国の玄武ミサイルが九州へと向けられる中、日本はどう舵を取るのか?
突然の韓国の離反、そのハレーションが同盟国に与える影響は――?
緊迫する「第三次世界大戦」の行方を描く大石英司の新シリーズが開幕!
覇権交代8 香港ジレンマ
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覇権交代 5 李舜臣の亡霊
2019/09/18 12:51
なかなか進まない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作(4巻目)よりもよかった。テンポもよく一気に読み終えた(ちょっと寝不足)。例によって自衛隊(というか日本政府)の韓国への異常な気遣いが不快だが,自虐史観に侵されている国としては,実際にこんなものなのだろうなと思う。人民解放軍がやたらと紳士的なのも気味が悪い。実際そうなのかもしれないし,ここも批判するべきところではない。しかしいつまで経っても話が前に進まないのはいらいらする。著者もこまっているのだろう。そもそもの発端の「ハワイ奇襲」が荒唐無稽だったし,その報復として「海南島占領」も設定に無理があったのではないだろうか。著者がどのように結末をつけるのかが楽しみだが…,失敗作の予感。予感が外れてくれることを祈る。
覇権交代 4 マラッカ海峡封鎖
2019/07/08 00:36
つまらない…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に引き続いて(申し訳ないのだけれど)つまらない。今後の展開が心配だ。あまりにセンシティブなプロットなので,親中派や反日活動家に攻撃されないように気を使い過ぎているのだろうか。どうせ荒唐無稽なお話しなのだから,もっと思い切った展開と派手な戦闘シーンを期待したい。
覇権交代 1 韓国参戦
2018/10/21 12:35
荒唐無稽で面白いけど,なんか不愉快
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほぼデビュー当時からのファン。毎度ばかばかしいとうは思いながら新著が出ると買ってしまう。前作「ハワイ戦争」(正式には第三次世界大戦)の続編。韓国参戦とは,鈴置高史氏が10年くらい前に書いているし,最近の大統領(複数形)の言動を見るとあり得そうと笑ってしまいながら楽しめる。しかしいきなり亡命してくる韓国軍を完全武装のままあっさり受け入れ?これないでしょう?そもそも海南島に派兵するとか設定に無理がありすぎ。そして自衛隊の敵に対する腰の低さも笑ってしまう。まぁ,これはありそうだけど。しかし頻繁に出てくる万人坑とか何万人虐殺とかの嘘には辟易させられる。評者は日本軍が民間人を虐殺したことはないとは主張しない。しかしあくまで常識の範囲でだ。デリケートな設定なので,左翼マスコミに忖度して無意味なト書きをいれているのだろうが(あるいは編集者に入れさせられたか),そうまでして売りたいの?と軽蔑してしまう。著者本人だって軍事知識があるのであれば人を殺すのがどれだけたいへんなことかわかろうものだ。こうして何気ない一言二言で嘘が常識として定着してしまうのが怖い。著者はその責任をどこまで自覚しているのだろう?もちろんフィクションとしてそこそこ面白いから次回作も買いますけどね。

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