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君の膵臓をたべたい
著者 住野よる
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、75万部突破のベストセラー待望の文庫化!
君の膵臓をたべたい
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2017/05/25 17:10
独特の死生観
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
明るくて活発だが余命宣告されている少女と、真逆の性格をもつ内気な少年の、限られた時間の中での運命の交錯。
少女の人生観や生命観は、生きる時間が限られていることを自覚しているからこそ湧いてくるものであり、それは読んでいる私にとっては真新しいもののように感じますが、だからといって他人事ではないという不思議な感覚に陥ります。
2人の関係性は、単なる友人とも言い難い、かといって恋人までとは言えないものであり、お互いがどのように影響し合っていくのか、その変化もとても見どころです。
君の膵臓をたべたい
2017/06/14 11:41
ネガティブ男子に贈る最高の1冊
10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:新素材 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が変わらなければはじまらない。そんなことは誰でも理解している。できないだけ。だってどうやればいいかわからないから。
この物語は自分を変える。変えられるようになるおまじないが隠れていると思う。
君の膵臓をたべたい
2017/05/31 15:57
良い!!
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さか - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間をかけて読みたかったけど、気づいたらあっという間に読み終えていました。
桜良の明るさに元気を貰いました。
映画化もされるみたいで楽しみです。