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20件
後宮の花
著者 天城智尋(著)
契約結婚の“秘密”が暴かれれば、この国は再び戦禍に巻き込まれる――大陸西方の大国「相(そう)」。色んな部署を渡り歩いて勤続十年、『遠慮がない・色気がない・可愛げがない』で知られる三十路手前の女官吏・陶蓮珠(とうれんじゅ)。相国内で隣国「威(い)」の言葉がわかる数少ない官吏だった蓮珠は、ある日、武官姿の男に声を掛けられる。威語がわかる独身女性を探していた彼は、蓮珠を嫁にほしいと言い出す。冗談だと思った蓮珠は適当に返事をするが、男は「やっとみつけた理想的な相手だ。こちらの準備を整えたら迎えに行く」と真剣な表情。彼の名は郭翔央(かくしょうおう)。威国の公主を娶(めと)ることを条件に、帝位に就いた新皇帝の双子の弟だった。新皇帝と威国の公主が姿をくらましたために、蓮珠に公主の身代わりになれというのだが――。ページをめくる手がとまらない、圧倒的中華後宮ファンタジー!!
後宮の花は偽りに祈る
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後宮の花は偽りに託す
2024/03/09 13:44
波乱に次ぐ波乱。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
威国に到着した一行。
その前に蓮珠の白渓時代の話が。
彼女が幼き頃助けた巨漢の行倒れ、黒熊とは?
その友人、白猫とは?
もう、登場した時点で誰のことかは...
そして、威国で巻き起こる国を揺るがす騒動と、案の定、それに巻き込まれる...と言うか、巻き起こし、火に油を注ぐ蓮珠と、こちらは本当に巻き込まれた翔央たち、相国一行。
更に新たに登場した胡散臭い人物の正体は?
最後の最後に火種を残し次巻へ。
その前の蓮珠の記憶にあるあの二人の果たせなかった約束と、それでも約束を果たそうとした証の話は涙なしには。
物語は次の舞台へ。
死んでいない気もするあの人たちはいつ出てくる?
しかし、トラブルメーカーと言おうか、トラブルホイホイと言おうか、蓮珠が落ち着ける日は来るのだろうか。
後宮の花は偽りを愛でる
2023/09/21 23:03
主は3人の女性陣の物語。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先の相と華の因縁の決着の続き。
威へ到着した秋徳から物語は始まり、過去へ。
まず主役となるのは蟠桃公主。 彼女が威の蒼太子へ嫁いだ際のお話。
次いで、その裏で進んでいた白公主こと冬来とまだ第三皇子喜鵲宮で蟠桃公主の付き添いだった叡明との出会いと約束のお話。
最後に華王の手から逃れ、威国の黒公主に保護された榴花公主と朱景のお話。
そして、現在に戻り、ある御方の物騒な宣言により終幕となる。
前巻の続きは次巻へ持ち越しとなった形ですが、これはこれで良かったかと。
本編で途中から存在を示し始めた蟠桃公主の人となり、威国時代の冬来とその名の由来、叡明との馴れ初め、榴花公主と朱景の亡命してからの生活。
蟠桃公主編と冬来編は裏と表なので、双方の視点から何が起きていたかが補完され、面白い。
その裏で威の首長と相の先帝の友情と耐え難いほどの慟哭が描かれ。
収まりつつあるかに見えた大陸の戦乱。
彼ら2人の因縁の決着は新たな火種となってしまうのか。
出番のなかった陶蓮と翔央たち。
真永はちょこちょこと出ていましたが。
次巻、秋徳のこの先を含め、どうなってしまうのだろうか。
そして、今回の事態、叡明は冬来との出会い以前から画策していたフシも?
後宮の花は偽りを隠す
2020/02/21 19:23
もどかし過ぎwwww
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中華後宮大好き玲華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まじで、想いが届くはずなのに届かないとか、悲しすぎて泣けてくる〜
終わり方も超寂しすぎて連珠に同情wwww
あと、中華後宮マジ最強www

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