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7件
ヨモツイクサ
著者 知念実希人(著)
「黄泉の森には絶対に入ってはならない」
人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。
北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されていた。そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。
地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。この2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか・・・・・・。
本屋大賞ノミネート『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』を超える衝撃医療ミステリーのトップランナーが初めて挑むバイオ・ホラー!
ヨモツイクサ
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ヨモツイクサ
2024/09/10 08:48
生物にとっての善悪とは?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
知念実希人の「バイオホラー」という位置付けの本。
いわゆるミステリーとはちょっと違う作品。
もちろん、ホラーとしての用をもミステリーとしての要素も秀逸であるが、「生物にとっての善悪とは何か」という哲学的な問題も考えさせられた一冊であった。
人によって好みは分かれると思うが、この種の本としてはイチオシとしたい。
ヨモツイクサ
2024/03/25 13:23
想像以上にヤバすぎ…!!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっつん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー好きにはたまらん1冊!
知念さん初のホラーと聞いて購入しました。
もう最後までドキドキしっぱなしでしたよ!途中○○から○○までの推測がかなりヒントになってて…そこから物語が急変にヒートアップしててもうたまりませんでした!!
いつも思うけど、やっぱミステリーって何回も読んで自分で理解するのが1番!
知念さん初のホラー。
読んでみる価値はあると思います!
ヨモツイクサ
2023/10/01 11:12
やられた感アリ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラーかなぁって思いながら読み始めたけれど、ヒグマの食害っぽい、からの様相が二転三転し、ラスト「えっ」ってやられた感があります。
禁足地で複数の工事作業員が行方不明に。ヒグマによる被害かと思われたが、錯乱状態の少女を山で保護したことから怖い方面へ。そして主人公の女医さんが戦闘モードへ。
いやはや、内臓と腐乱死体の続出でした(笑)