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2件
幽霊作家と古物商
著者 彩藤アザミ
「ねえ、助け合ってみない? 僕たち。」
死後も小説を書き続ける作家・響は、自分の死因が分からないままこの世に留まっている。孤独な響のことが視えるのは、古道具屋「美蔵堂」の店主・類だけ。どこか謎めいた彼は、霊を引き寄せやすい体質で……。唯一無二の関係になった二人のもとには、今日も怪異が訪れる。曰くつきの青年達がおりなすホラー短編集、第一弾!
====主な登場人物====
長月響(ながつき・きょう)
作家。自分の死因がわからない幽霊だが、今も執筆の仕事を続けている。
御蔵坂類(みくらざか・るい)
古道具屋「美蔵堂」の店主で、響の友人。霊感があり、響のことが視える。
幽霊作家と古物商 夜明けに見えた真相
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2025/01/12 04:46
おもしろかった!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
響の死因は自殺か他殺か、とか、そんなことより、もっと驚きの真実があったりして、自分好みで非常に楽しめる作品でした。
是非、霊乃響としての日々の話も読ませてほしいものです。
個人的に、類と響の関係はとても尊いものだと思います。
2025/01/05 03:57
面白い設定
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、語り手が亡くなっているのにパソコンを使えるから作家を続けられていること、電話アプリを使用して生者と話ができること等が面白いなと思う。
バディ的存在だけと関わるより世界が拡がって、今まであまり読んだことのない雰囲気。
続きも買ってあるので、作家の死因が何かを知るのが楽しみである。