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7件
風と共にゆとりぬ
著者 朝井リョウ
読んで得るもの特にナシ!
500枚超の楽しいことだけ詰まった大ボリュームエッセイ集。
対決!レンタル彼氏/ポンコツ!会社員日記/冒険!朝井家、ハワイへ/諦観!衣服と私
失態!初ホームステイ/本気!税理士の結婚式で余興/阿鼻叫喚!痔瘻手術、その全貌等
・ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017 2位
・ブクログ大賞2018 ノミネート
・読書メーター OF THE YEAR 2018 3位
『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈なデビューを飾り、
『何者』で戦後最年少直木賞作家となった著者のユーモアあふれるエッセイ集が待望の文庫化。
日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。
また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!
※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
風と共にゆとりぬ
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風と共にゆとりぬ
2020/06/05 00:19
stkdker
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井リョウ=スットコドッカー=stkdker
前作で大学時代のエピソードは大放出してしまっているので、
今回はそれより小さいころや兼業時代のものが多かった。
真面目なところに出していたコラム(圧倒的不真面目感)
も収録しているので、お笑い成分は前作よりは少ないか。
肛門記はいつでもおもしろい。
外では読めない。
2024/03/06 03:15
赤裸々実体験のエッセイ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たかぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のエッセイ第2弾。
1冊目のばかばかしさは抑え気味でしたが、自虐的展開は健在。自虐文の天才ではなかろうか。
「肛門記」は、相当な痛みに耐えていたのでしょうに、おかしさへ昇華させる手腕はさすがの一言。洋服の話題で盛り上がっていたところ、ここへきて身にまとうもの一切合切を脱ぎ去り、恥部までさらけ出してすべてを書ききった、ある種の達成感まで感じられました。よくぞここまで書いてくれました、と拍手を送りたくなりました。
手術のご成功に安堵したのもつかの間の治ってない追記付き、実体験からなる渾身のエッセイ。
風と共にゆとりぬ
2022/12/25 18:44
楽しいことだけ!ではない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yy - この投稿者のレビュー一覧を見る
たくさんの方が読まれている本書。よく「楽しいことだけが書かれたエッセイ集」と言われていますが、朝井リョウファンの私としては、本書から朝井さんの考え方や物事の捉え方を飾らない言葉で言語化されているところも魅力の一冊です。