電子書籍
琥珀の夏
著者 辻村深月
見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか――
『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、
瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。
かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、
少女の白骨遺体が見つかった。
ニュースを知った弁護士の法子は、無騒ぎを覚える。
埋められていたのは、ミカちゃんではないか――。
小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。
法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。
30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。
解説・桜庭一樹
※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
琥珀の夏
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紙の本琥珀の夏
2024/03/21 15:41
琥珀の夏
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏の思い出にミライ゜の学校という宗教団体で起きた子供の死因について容疑者にされたミカとノリ子の切ない子供の心の葛藤と弁護するに至る経緯を細かく描写していてとても面白い作品でした。うつりゆく少女の心と大人になっても残っていて忘れがたい少女の心が良く表現できていたと思います。
紙の本琥珀の夏
2024/03/18 17:19
少女の気持ちの機微
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノリコが初めて参加した、ミライの学校夏合宿のシーンを読んでいますが、少女達の気持ちの機微が丁寧に書かれています。 進みはやや遅く感じますが、ミカちゃんと、これから、どう繋がっていくのか、見つかった白骨体は、誰なのか、気になります。
紙の本琥珀の夏
2023/09/10 03:26
合わない
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村さんの作品は基本好きなのですが、今回はちょっと合いませんでした。おもしろくない、ではなく合わない。
正直、この内容でこの長さ、うーんと思ってしまった。最後の方の会話も、丁寧なのだけど、ドラマなんかで犯人を明らかにするのを引きのばしてるみたいな感じで微妙でした。