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あなたを待ついくつもの部屋
著者 角田光代
いつかの記憶の扉が開く。
東京、大阪、上高地。3つの帝国ホテルを舞台に織りなす42の物語。
クロークに預けたままの、亡父の荷物。夫の秘密がそこに――。
開いた鍵の先に、妻が見たものは(「秘密を解く鍵」)
半年に一度しか会えない小学校6年生の娘。
ブフェに行くが、娘はなかなかマスクを外さない(「父と娘の小旅行」)
窓から射しこむ朝の光、錆びた流し台にしたたる水滴の音――
ホテルで眠る夜、どこかで出会った部屋たちの夢を見る(表題作)
1行でこころ揺さぶられる、珠玉の小説集。
あなたを待ついくつもの部屋
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2024/11/19 17:02
特別感
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホテルという非日常のワクワク感や、思い出にまつわるストーリー。
ひとつひとつがすごく短く、もっと読んでみたいなと感じるものも多かった。
時間をとってじっくり読むというよりは、寝る前に1つ読んだり移動中読むのに合いそう。