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10件
耳袋秘帖・南町奉行シリーズ
著者 風野真知雄
墓を作れば化けて出る、檀家は次々に落ち目となり、
おみくじを引けば大凶ばかりの深川・題経寺。
その噂を小耳にはさんだ南町奉行・根岸肥前守だが、
お寺のことは管轄が違う。
とりあえず寺社奉行の耳に入れておき、
一件落着と思っていた矢先に、境内で女が殺されて……。
装いも新たに「耳袋秘帖・南町奉行シリーズ」発進!
耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫
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南町奉行と火消し婆
2022/10/22 01:50
醍醐味
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
火事と喧嘩は江戸の華。
例年よりすこし多い火事。
原因を探っていくうちにだんだんと影が大きくなって。
「南町奉行」シリーズに入ってから
1巻完結である程度の規模の事件、という形だけれど、
今回は各キャラクターにスポットが当たって、
根岸肥前守の魅力もたっぷり。
長いシリーズではあるけれど、
根岸肥前守の仲間たちの歩みを知っていると
ニヤリとなるシーンも詰め込まれていて、
これぞシリーズ物を読む醍醐味だった。
南町奉行と酒呑童子
2024/05/19 20:10
行ったり来たり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊の中で話があっちこっちするのは、
ひとつこのシリーズの特徴だけれど、
シリーズの中でこれだけ話が戻った感じがするのは初めてかも。
このシリーズに関しては続いてくれればそれでいいから、
別に文句など何もなくてむしろありがたいけれど。
シリーズ1冊目にでも置けそうなくらい
明快なストーリーでした。
南町奉行と死神幇間
2024/04/20 01:13
すっかり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読む順番を間違えたかと思った。
前の巻が異色の作風で、
ラスボス感のある商人も登場したので
そちらに向かって物語が進んでいくのかと思ったけれど、
すっかり元通りの作風に。
宮尾、翔ける。