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3件
狂獣騎士は救国の聖女を溺愛で蕩かせたい
俺だけのものに、
なってくれますか?
殺戮しか知らない男×純潔の姫騎士、
戦場で芽生えた愛は、平和の世で乱れ咲く。
帝国の皇女ジークリンデは、三百年以上続く戦争の最前線へ旗振り役として遣わされた。そこで出会った、戦うだけの獣のような兵士にバルドメロという名前を与え、彼に人間らしい感情を抱かせるような交流を深めていく。やがて平和の世が訪れたが、実の父である皇帝は彼女に辺境守の任務を与え遠ざける。そこでの暮らしの中、『救国の聖女』ではない自分の在り方に不安を覚えるジークリンデを、バルドメロの情愛が甘く包んでいくのだが……。
【目次】
プロローグ すべてはあなたから始まった
第一章 旅立ち
第二章 新生活
第三章 忠犬の恋路は前途多難
第四章 月夜の下で、あなたに誓う
第五章 蜜月に、可愛い珍客
第六章 狂獣の手綱
第七章 帰還と和解
エピローグ 雪夜とグリューワイン
あとがき
【関連ワード】
ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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2025/02/28 14:25
このレーベルにしては色々可愛い!
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投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙絵のジークリンデが余りにも可愛くて購入してしまいました。こんなに可愛い姫騎士が、戦場で番号だけで使い捨てられいる自分達の環境を改善を図り、名前をくれ、勇猛果敢に重い旗を振り先頭に立ち鼓舞したり、亡くなった兵を悼んでくれたれ「惚れる!!」ジークリンデの叔父の辺境伯が優先順位がブレないバルドメロに、ジークリンデの縁談事情を話し、焚き付けたのも凄く納得。「救国の聖女と英雄の婚姻」は腹黒国王の策で完全ハピエンじゃないけど、このレーベルらしい。弟王子も賢い分、末恐ろしい!?
2024/06/21 00:59
レビューが良かったので
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投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前すら持たない殺人兵器のヒーローと皇女様。身分差ありありの二人。ヒーローは皇女様の言うことだけはちゃんと聞くワンコ系。出だしは戦時中なので、血生臭い描写もあるけど、休戦してからは思ったよりも普通の展開だった。
2025/01/30 03:17
思っていたよりはストレスなく読めた
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何百年も続く隣国との戦争のため、人殺しの道具として育てられた「飼育室」の子供達。
消耗品として使い捨てられる戦場で十年生き延びた男は、旗振り役としてやってきた皇女に人として扱われ、彼女に心酔した。
彼女の功績で戦争が終わり、前皇妃の遺児で功績もある彼女を疎んだ皇妃によって、戦争の生き残り達は辺境に左遷される。
救国の聖女と呼ばれる皇女の元で獣達が平和な幸せを生きようとする話。
ヒロインの前で忠犬すぎるので狂犬ヒーロー要素は薄めかな?
あまり二人が身分差だとか責務だとかで思い悩みすぎず、直球で素直になったところが一番ストレスフリーで良かったね。
その場で初夜青姦はどうかと思いますけども。
名前のあるキャラは良かったんだけど、一緒に左遷された他の騎士も、名前は出なくても仕事をしている動向くらいは描かれていてほしかったなぁ。
まるで皇女と三人の騎士だけで生活しているみたいで空気すぎて可哀想だった。
主人公を疎んじていた王妃が悪役じゃなかったところは結構意外性があって良かったわ。