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6件
話を聞かない男、地図が読めない女
著者 アラン・ピーズ (著) , バーバラ・ピーズ (著)
「男と女の謎」を解き明かし、日本で200万部、全世界で600万部、42カ国でNo.1となった超ベストセラー!「男が暖炉の火をぼんやり眺めていると、女は愛されていないと思い込む」など。
話を聞かない男、地図が読めない女
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話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く
2005/03/29 19:18
一家に一冊
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:namnam - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫・妻の、相互に理解しにくい行動について、わかる(わかったような気がする)本。
自分(の性)の常識を相手におしつけることなく、
相手(の性)が違う考え方をもっていてお互いに尊重しなければいけないという、
あたりまえといえば当たり前のことを気づかせてくれます。
夫婦2人で読んで、笑って、けんかが減りました…。
2021/03/18 15:15
男女の違いを冷静に分析している
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
男女差別がことさらに強調される昨今、今一度原点に立ち返って、この本に書かれてあるようなことを考えてみてはいかがでしょうか。男と女は人間として生まれた以上、平等に扱われるべきですが、持って生まれた性質の違いというものはあると思います。もちろん本書の内容は、多くの男女に当てはまる例であって、当てはまらない人も一定数いることは本書でも断り書きしてあるので、それをもって決めつけだなどと騒ぐ必要はありません。男は女の気持ちが分からないし、女は男の気持ちがわからない。それは仕方ないことですが、そんな中でもお互いに寄り添える手助けに本書はなると思いました。
話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く
2004/04/21 10:52
ゲイを守る理論になるか?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
男と女は根本的に違う人種だと言い切る。じゃあ、その根本とは何か? 人にはホルモンを原因とする男脳度と女脳度があって、うんぬんかんぬん…脳の違いを述べるが、脳は人類にとってブラックボックスなので真相は闇の中。状況証拠はそろっているが、物的証拠は何もない。そんな感じの本です。素人が科学をちょっとかじった深みのないお話。
読み進めていくうち、物的証拠はなくても状況証拠が沢山あるので「ああ、そうだったのか」と過去の自分の行いを許し、過去の異性の行いを許すという目から鱗的な気分にさせてくれる。私たちの生物的社会はヘテロだが、精神的社会の台頭から最近はホモが表に出るようになってきた。母親の胎内にいるときのホルモンの放射量によってゲイになってしまうという理論は、環境による後天的なものという考えを覆す意味でゲイ批判を抑える効果がある。先天性だから急進批判ができなくなる。まあ、そうすると親の責任が批判対象に置かれるけどね。しかし、読後に「ああ、違う人間なんだ。じゃあ、私とは相容れないな」と考えるか「もっと理解しあわなくてはいけないのね」と考えるかは微妙で、読み手の捕らえ方に依拠するところが大きくなる。差別や区別といったモノに対する自分のスタンスをはっきりさせる触媒となる可能性は高い。
私は、この理論が男と女の間だけではなく、広く民族に応用できないかと思う。性差別を緩和することができるのなら民族差別も同様にできる可能性があるからだ。ピーズ夫妻にはそこを取り扱ってほしいと思う。