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薬屋のひとりごと
大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。
そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。
まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があったからだ。
そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年6月19日】薬屋のひとりごと
閲覧期限:2025/06/19 23:59
薬屋のひとりごと 16
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2021/05/05 04:54
ドラマCD音源付きの電子書籍とは
19人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
書籍の概要欄に特に説明がなく、購入前少し不安だったので、hontoで購入した、この本の場合の形態をメモ程度に。
本編終了後、ドラマCDトラック1のタイトルと音符記号の書いてあるページがあり、次のページにも同様にトラック2,3のタイトルと音符記号の書いてあるページがあります。
音符記号を押すとドラマCDの音源が聴けます。(書籍をDLしているスマホを機内モードにしても再生可能でした)
電書派だけどドラマCDのためにこの巻だけ紙の本も買うか、それともドラマCDを諦めるか…というジレンマに悩まされずに済んで有り難かったです。
唯一残念なのが期間限定販売という点です。少し遅れてハマった人のためにも、販売期間を1ヶ月よりは延ばしていただけると嬉しいです。
薬屋のひとりごと 13
2023/02/25 18:48
それぞれの立場
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
歳月人を待たず…様々な変化が。
緑青館では趙宇が反抗期で帰還した猫猫に顔も見せない。
三姫の一人・梅梅が意外な人物に身請けされて緑青館を去った。
あのおっさんの執務室で事件。
一応解決したけど、被害者が女華に会っていた事実が引っ掛かる。
女華と天祐に繋がりが?
阿多元妃の胸のうち。
…この人は女として生まれた事、妃に選ばれた事が運の尽きだったのか…
これは皇帝にとって苦い事実だろうに。
いつか彼女の心が解放される日がくるのだろうか。
馬閃の恋
お姉さんがアシスト。彼の恋が叶うといいけど。
羅半を想い過ぎる三番登場。
苦労を重ねた羅半兄 そろそろ報われてもいいと思う(笑)
水蓮のお膳立てで壬氏様と猫猫の距離が一気に縮まるかと思ったら、猫猫の周到過ぎるほどの用意にちょっと引く壬氏様(笑)
あらためて自らの立場を知ることになるふたりは今後進展するのかな?
また水面下で何かが動いている気配。また波乱が?
これは伏線かと思われる事件がいくつか。
そのひとつひとつが面白い。
種明かしの日を楽しみにしています!
2025/04/19 10:33
読みやすいように工夫されている。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふるかわぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台が宮廷なので、日本では馴染みは薄いが、考えてみると、この中でしか基本的に事件が起きない。(クローズドミステリーに近い)
そのため登場人物が急激に増えることはない。
人名にルビが適度に振られていて、この娘の名前は何だったかとなった頃に、ルビがあるので、読みづらさがない。
特に漢字で読み方が馴染みのないのは、現代風に、ルビを当てはめているのでスッと頭に入る。読んでいて詰まることがない。
そして、ちょっぴり官能あり。