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2件
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官
著者 大倉崇裕
怪獣パニック×本格ミステリ!!
怪獣の襲来が「日常」になった世界で起こる、三つの謎めいた殺人事件。
『名探偵コナン』、『ウルトラマン』シリーズの脚本も手がける大倉崇裕の最新作!
正体不明の巨大生物「怪獣」の度重なる出現に対抗すべく、専門省庁「怪獣省」が置かれ、発見・予報・殲滅の撃退プロセスを確立させた日本。怪獣の進行方向や攻撃方法を分析する予報官の岩戸正美は任務中、奇妙な事件に遭遇する。風力発電所の停止命令が届かなかった町で、瓦礫の下から見つかった死体。音響統制が敷かれた静寂の中で鳴り響いた一発の銃声。怪獣が生息していると噂される湖で失踪した調査官――そして、怪獣にまつわる事件には必ず、年季の入ったコートをなびかせた一人の中年男が現れる。警察庁特別捜査室の船村と名乗った男のことを、正美は噂で知っていた。怪獣に関連した特殊な事件を扱う「特別捜査官」。正美は、怪獣を巡る奇妙な事件の捜査に巻き込まれていく……。
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官
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2024/05/02 21:43
アイデアが良かった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リオボカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪獣災害に対処するために「怪獣省」というものが存在し、索敵、予報、殲滅という三つの班があるという設定がとても面白かった。怪獣退治ではなくその影で行われた事件がストーリーの中心という意外性もあった。ぜひともシリーズ化してほしい作品でした。
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官
2023/06/01 20:45
ただの怪獣モノじゃあない。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙とタイトルから怪獣モノを想像していた。『シン・ゴジラ』みたいなやつ。しかし、しっかりミステリーだった。面白い展開でした。
怪獣が出現するのが当たり前の大変な世の中なのに、世間では当たり前に事件がおきちゃうし、企業は営利を求めるし、国際情勢はきな臭い。