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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 29件

巨人たちの星シリーズ

著者 ジェイムズ・P・ホーガン(著) , 内田昌之(訳)

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月面調査隊が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行なわれた結果、驚くべき事実が明らかになった。死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、5万年以上も前に死んでいたのだ。謎は謎を呼び、一つの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見されたが……。ハードSFの巨星が一世を風靡した歴史的傑作。星雲賞受賞。

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みんなのレビュー29件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

星を継ぐもの

2005/10/02 03:11

「幽霊なんて信じない!」そんな人こそ楽しめるSF大作

27人中、26人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書がそんなに有名な作品だということは全く知らなかった私が、手に取るに至ったきっかけは、信頼できる友人のオススメ作品と小耳に挟んだからです。
そもそも翻訳物はどうにも苦手で、ハードSFなんて未知の世界だし、正直言って、読み始めて未来の科学技術に関する細かい説明が始まった時には「挫折するかも・・・」と思いました。でもここで諦めなくて本当に良かった!と心から思います。

人間には2通りのタイプがあると思う。不思議なことが起こるとそれを受け入れてしまう人と、納得できる解答を探そうとする人。平たく言うと幽霊を信じるか信じないか、の違いです。
勝手なイメージなのですが、SFは前者のタイプの人間が好んで読むジャンルかと思っていました。その認識は間違いかもしれません。
本書はとにかく「謎」がてんこもり。
そしてその謎を論理的かつ科学的に解明しようとする学者達の物語です。
一つ手掛かりを見つけたと思えば、新たな謎が見つかる。提示される謎が魅力的なのは当然ながら、学者達がさまざまな視点からアプローチし、それぞれにデータを積み上げていく過程が生き生きと書かれており、自分も一員になった気分で議論の行方を見守っていました。
そして、データがただのデータでは何の役に立たない所が現実的で面白かったです。
各専門機関から集められたデータを読み取り、それぞれに役に立つであろう情報を提供し、新たな方向性を見出す役割をになうハントの功績には、組織が効率よく最大の力を発揮する為のヒントが隠されているように思え、SFでありながらビジネス書を読んでいるようなお得な気分になりました。
ハントという心臓があることで、全身の血管に血が行き渡るかのごとく、情報が生きるのですね。

最後には真相が明らかになり、人間という存在の根源にまで言及しています。
生物でありながら、他の動物と明らかに一線を隔する私たち人間。
何故ここまで差が生まれたのか、不思議に思いはしても誰にも解けないであろう謎ですが、本書には一つの「答え」が書かれているように思います。
この物語は、どこまでが現実なのか・・・もしかしたら?!と思わせる筆力に感動です。
28年経った今でも、間違いなく最高傑作と呼べる一冊に出会えたことに感謝!

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星を継ぐもの

2011/03/03 23:59

超弩級のカタルシス!

18人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハードSFの傑作としてつとに有名なこの作品は、本国イギリスでの発表が1977年、邦訳は1980年に刊行され、さまざまなメディアの優れたSF作品に贈られる星雲賞を受賞している。昨年惜しまれつつ世を去ったSF界の巨匠ジェイムズ・P・ホーガンの、デビュー作にして代表作である。

人類が有人惑星探査を始めた近未来、月面に穿たれた洞窟で、宇宙服に身を包んだ一体の死体が発見された。綿密な調査の結果、その死体は現生人類、つまり我々とまったく同じ特徴を有していながら、死後5万年を経過したものであることが判明した。これはいったい何なのか。我々と同じ人類なのか、それとも他の惑星から来た未知の生命体か。あらゆる分野のトップクラスの科学者が謎の究明にあたり、議論百出、百家争鳴、世界中が騒然とする。そんな中、今度は木星の衛星ガニメデで、明らかに地球のものではない巨大宇宙船と、地球上の生物とはまったく系統の異なる生物の死骸が発見された……。

月面で死体が発見される場面は、映画『2001年 宇宙の旅』に登場するモノリスを連想させる。本作の解説によれば、こうした仕掛け自体はSF作品においてさほど珍しいものではないらしい。しかしその謎解きの過程には、SFとして見ても、またミステリと捉えても、思わず興奮せずにはいられない超弩級の読みごたえがある。何がすごいと云って、科学者たちがその「事件」を調査していくプロセスの描写が本格的だ。たとえばこうだ。

「現在わたしどもの進めている化学分析で、チャーリー(月面で発見された死体につけられた愛称:引用者注)の細胞代謝の周期および酵素の作用の量的モデルを作る見通しが立って来ています。遠からず、血液、ならびに体組織中の老廃物および毒素の蓄積の速度が計算できるようになると思いますが、その結果から、自然な状態におけるチャーリーの睡眠時間と起きている時間を割り出せるでしょう。もし、その方法によって一日の長さがわかれば、他の数字もたちどころに量的に理解できるはずです」
「それがわかれば、惑星の公転周期も出るわけですね」誰かが言った。「しかし、惑星の質量はどうかな?」
「それはわかるんじゃないかな。チャーリーの骨格と筋肉の構造を調べてさ、体重と力の比率を出せばいいんだ」別の誰かがすかさず言った。
(中略)
「惑星の質量はチャーリーが携帯していた装置や器具のガラスとか、結晶性の素材からだって求められますよ。結晶構造を見れば、それが冷却した時の重力場の強さがわかるじゃあないですか」

こうした記述をたどるうちに、これは実際にあり得る話なんじゃないかとさえ思えてくる。もちろん厳密に科学的な立場から見れば、そこには虚も実もあるだろう。しかし、小説におけるリアリティというのは、それがどれだけ現実に即しているかではなく、読者の脳裏にどれだけリアルなイメージを喚起するかにある。奇想天外な筋立てでありながら、目の前で展開しているようなリアリティを持った作品もあれば、実際にあってもおかしくない話なのに、見るからに作り物臭い作品もある。この作品は、現実と虚構の狭間の虚実皮膜の面白さを見事に形にしている。「とにかくこういうものとして理解してください」などという安易な姿勢は微塵も感じられず、その徹底した主観的リアリズムが、この作品の迫力をいやがうえにも増幅する。

科学者たちによっていくつもの推論が提示され、そのたびにそれに対する反証が見つかる。さまざまな矛盾は一向に解消されず、謎はさらに深まっていく。ところが、複雑に絡み合ったすべての疑問が、最後にあっと驚く結論に収斂する。もちろんそれは、都合のいい辻褄合わせなどではなく、見事なまでに論理的で説得力のある帰結である。読者は、そこに至ってはじめて、それまでにさまざまなヒントが散りばめられていたことに気づく。正直なところ、エンターテインメント小説としての造りには多少の粗がないでもないのだが、とにかくこの、すべてが腑に落ちる瞬間のカタルシスといったら……ない。

科学的な記述は一見難しそうに見えるかもしれないが、定評のある池の訳文は淀みなくなめらかで、理科系の話は苦手という方でも、読むのに苦痛を感じることはないだろう。もちろんそうした話が好きな向きにはこたえられない作品に違いない。SF好き、ミステリ好きな方はもちろん、小説好きなすべての方におすすめしたい。

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星を継ぐもの

2018/11/08 21:54

壮大な作品。精緻なSF考証に圧倒されます。

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

びっくりした。解説によるとハードSFの記念碑的な作品とある。
ハードSFと称されるものが何なのかよく分からないが、
内容も驚きの連続でこれぞSFという感じがするのは間違いない。

ヴィクター・ハントは原子物理学者。
生来の一匹狼の気質から、メタダイン社の雇われ博士として
フリーランサーのように研究を続けている。
ハント博士の重要な発明にCTスキャンの原型のような
トライマグニスコープがある。これを使えば、物体を開いたりせずに、
外部から中身を計測して解析データにすることができる。

国連宇宙軍UNSAがこのスコープの性能に目をつけ、
一つの依頼が持ち込まれる。チャーリーと名付けられた生命体が
月の裏側で発見され、これを解析するようにとのこと。
チャーリーは宇宙服に身を包み、亡くなった状態で発見された。
なぜスコープを使うのかハントは疑問に思う。答えは明白。
放射性炭素同位元素の分析により、チャーリーは
死後五万年と推定されたからである。

劣化を防ぐため解剖しないのは当然だろう。
スコープにより新たな事実が次々と見つかる。
月で発見されたためルナリアンと呼ばれているが、
あらゆる分析の結果チャーリーは人類と一致しているとの
結論が導かれた。

議論が混乱する。
ハントは議論の収拾と情報の一元管理のため、UNSAから
引き抜きを持ちかけられ、プロジェクトの責任者に収まる。
生物学者や言語学者の助けを借り、調査プロジェクトは
次々とさらなる発見を重ねていく。

精緻なSF考証に圧倒された。
なぜチャーリーが人類と酷似しているのか、
なぜ五万年前に死んでいるのか、
そもそもチャーリーはどこから来たのか。

これ以上詳しくは書かないが、まだまだ事象はたくさんある。
そして解明された結果が驚くほど合理的なのだ。
近未来に本当にこんな発見があるのかもしれない。
真剣にそんな気持ちにさせられる作品だ。

ハントの導き出したプロジェクトチームの結論と、
ラストシーンの鮮やかさがとても印象的だ。
実に人間くさい終わり方をする。
SFに敷居の高さを感じる人にも、文句なくお薦めできる。

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