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創元日本SFアンソロジー2018
著者 堀晃,宮澤伊織,倉田タカシ,松崎有理,秋永真琴,宮内悠介,高山羽根子,久永実木彦
人類がとうに絶滅した未来。広大な宇宙では、かつて人の手でつくられたロボット――マ・フたちが、人間の残した〈聖典(ドキュメント)〉にしたがって惑星調査をつづけていた。姿形がすべて同じにデザインされたマ・フたちは、〈聖典〉を何より大切にし、「特別はつくらない」をモットーに穏やかな日々を送っていた。しかしあるとき、彼らの間に生じた小さな「特別」が、長い長いあいだ保たれてきたこれまでの世界を変えることになる。第8回創元SF短編賞受賞後第一作。※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「一万年の午後」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
一万年の午後-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-
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電子書籍草原のサンタ・ムエルテ-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-
2024/06/02 17:15
神々の歩法の続編
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前『神々の歩法』を読んで感銘を受けたので、その続編とも言うべき本作品も読んでみた。『神々の歩法』を読んでいたので、本作品の世界観や登場人物たちの性格 言動などもすんなりと読み進めることができた。ヒロイン ニーナの性格や葛藤がもう少し丁寧に描かれているともっと良い と感じた。主人公の少佐はニーナの心変わりを大変に心配していたが、それに関する記述が少なかった。
電子書籍イヴの末裔たちの明日-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-
2022/07/06 16:03
近未来のお話
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
AIが多くの人部との職を奪いその代わりにベーシックインカムが実現する。マルクスの言う無産階級ではなく、古代ローマ以来の無用階級が出現してしまう。その時、人々は...という、そう遠くない将来 実現してしまいそうな近未来の話である。SFと言うよりは予想ものであり、内容もオチもほぼ想定の範囲内ではあるが、それだけにしっかり足が地についた感じがして読みやすい。
電子書籍一万年の午後-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-
2020/09/04 10:07
寓話的 象徴的な話
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユートピア的なある星の自然環境の描写が印象的。その星で活動する人口知性体たちは「没個性的」を義務付けられているが何故か違反する個性的行動をしてしまう というお話。寓話的 象徴的な印象を与える作品であるが、何を暗示しているのか明確には示されない。
AIのバグ 暴走を意味しているのか、人間と自然とのかかわりを象徴しているのか はっきりとはわからない。
電子書籍ビースト・ストランディング-Genesis SOGEN Japanese SF anthology 2018-
2024/06/05 16:45
なんだかとりとめがない
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
少しラノベがかった語り口は軽快で大変に読みやすい。漢字も野球のなくなった近未来を舞台にして描かれたストーリーは軽快である。しかし中盤から終盤にかけてせっかく広げた風呂敷が畳まれることなく、濡れタオルとなって唐突に終わってしまう。何だったんだろうか?