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3件
アイリーン・アドラーの冒険
著者 キャロル・ネルソン・ダグラス , 日暮雅通
職を失いロンドンの街をさまよっていた私ペネロピー・ハクスリーは、ふとしたことからアイリーン・アドラーという美女と知りあい、生活をともにすることになる。彼女は女優であり、オペラ歌手であり、そしてときには探偵でもあった。宝石商ティファニー氏からマリー・アントワネットゆかりのダイヤモンド捜しの依頼を受けたアイリーンは、私を助手に調査を始めるが、それは数年にわたる壮大な冒険の始まりだった! 名探偵ホームズに敬意をいだかせた唯一無二の女性を主人公にした魅惑のシリーズ〈アイリーン・アドラーの冒険〉、ここに開幕。
ごきげんいかが、ワトスン博士 下
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ごきげんいかが、ワトスン博士 下
2019/07/31 00:56
ベーカー街にやってきて、断然面白くなってきた。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイリーンたちがフランスにいた上巻よりも、イギリスにやってきてホームズやワトスンと関わり始めた下巻は、物語が進んで断然面白くなってきました。上巻に比べて、アイリーンが目立たなくなってしまったかもしれませんが。
この本は、推理ものというよりは、人間模様を楽しむ本だったかもしれません。ネルの心境が伝わってきて、時々苦しくなってしまいます。
私は、シャーロック・ホームズは子供の頃読んだおぼろげな記憶だけでどうにか繋いでいる状況でした。そのため、ホームズ好きなら歓喜しそうなネタも、解説を読むまで全く気づかないことが多々ありました。
そういう意味では、やはり、シャーロック・ホームズのファンが読むべき本だったのだろうと思います。ネタが楽しめないのは、やはり残念ではあるので。
しかし、原典についてはおぼろげな記憶しかなくても、本書の内容だけでも楽しめました。
ごきげんいかが、ワトスン博士 上
2019/07/29 09:34
スイスイ読めるが、前を読んでた方が楽しめそう。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは、初めて手に取りました。ホームズ本家では、関わる話は読んでいたのですが。
こちらも、本家ホームズと同様、探偵の助手的な立場の人の手記のような形で、物語が進みます。物語の進み方の都合上、ワトスンの一人称の章もあります。
かなりスイスイ読めて、面白い本です。先も気になるし、下巻が楽しみです。
しかし、シリーズの作品ということもあり、前作までを読んでいた方が、きっと楽しめたと思います。登場人物達が、他の人についてなぜそのような感情を持っているか、などのが、突然読むと掴めない部分が多いです。
一応、説明的な文章も多いので、前作までを読んでいなくても、単発で楽しめる作品でした。しかし、前を読んだ方が、きっと良かったのだろうと感じます。
おめざめですか、アイリーン
2017/05/17 22:47
主人公はアイリーン・アドラー
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴドフリーと結婚したアイリーンが水死体に彫られたタトゥーの謎を追う。失踪した少女を追ってモンテカルロへ行き、そこで変装して調査したりと、冒険色の強い小説でした。